おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。ウイルスの広まりが気になる状況が続きますが、気候はだんだんと暖かくなっていて、春の訪れを感じるようになりました。この時期は分泌量が増える「皮脂」によるメイク崩れが起こりやすくなる時。恥ずかしい毛穴落ちを防ぐために、朝に行いたい4つの美容テクニックをご紹介します。
【1】めぐりを整える「ほぐし」
気温の上昇とともに、皮脂分泌が多くなることが、毛穴落ちの大きな原因。水分と油分のバランスを整えるスキンケアをすることが、まずは大切です。そして、もうひと手間、スキンケアで補った美容成分が肌にきちんと届くように、詰まりやすい部分をほぐしてあげましょう。
- 脇の下
- 鎖骨の下
- 鎖骨の上
- 耳の下から鎖骨のライン
この4ヶ所を、指の腹で優しくプッシュ。詰まりをほぐすことで巡りが整い、水分と油分のバランスが整いやすくなるでしょう。
【2】「シートマスク」で浸透保湿
時間がない朝のスキンケア。化粧水をちゃちゃっとつけたらそれで終わりにしていませんか?毛穴落ちによるメイク崩れを防ぐには、朝こそ、水分をしっかり補うことが大切です。目覚めたらまず洗顔をし、シートマスクを付けてから他の身支度をしましょう。つまり、「ながら美容」でしっかり保湿。もう少し気温が上がってきたら、冷蔵庫でシートマスクを冷やしてから使うと、毛穴が引き締まります。
【3】「専用下地」で毛穴をマットに整える
毛穴落ちしやすいのは、鼻周りと頬。この部分には、ファンデーションをつける前に毛穴専用下地を仕込んでおくと、毛穴落ちによるメイク崩れを防ぎやすくなります。おすすめのアイテムは写真の「資生堂 マキアージュ フラットチェンジベース」。するすると伸びて毛穴にフィットして、長時間サラサラ肌をキープです。
【4】パウダーはブラシで「くるくるトントン」
メイクの仕上げにパウダーやパウダーファンデーションを付ける時、パフではなく「ブラシ」を使うのがおすすめ。毛穴落ちしやすい部分に、ブラシを直角にあてて、鼻周りはトントンと、頬はくるくるとパウダーをなじませます。メイク直しの時も、ブラシを使うとキレイに仕上がりますよ。
気温の上昇とともに、メイク崩れが気になる季節がやってきます。恥ずかしい毛穴落ちを防ぐために、朝にできる4つのひと手間。春に向けてぜひ試してみてくださいね。
☆この連載は【毎週火曜日】更新です。来週もどうぞお楽しみに!