暑くも寒くもなく、外で過ごすのが気持ちいい行楽シーズンの秋。真夏と違い、朝に火を使うのも楽になって、食べるのも作るのも「お弁当」と相性が良い季節!ですよね♪
でも、どんなに気候がよくなっても、忙しい朝のお弁当作りって、慣れない人にはやっぱりハードルが高いもの。なるべく手間をかけずにぱぱっと、でも、お昼が来るのが楽しみになるようなお弁当を作れたらうれしいですよね。
そんな方におすすめなのが、料理研究家のかめ代さんが毎週届けてくれる連載「忙し女子でも作れる!簡単お弁当レッスン」の、コツも一緒に学べるお弁当レシピたち。
このたび、そんなかめ代さんの簡単絶品お弁当おかずレシピが満載の書籍『忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当』(イカロス出版)が出来上がりました!
発売を記念し、今回は特別に、この本で紹介されているたくさんのレシピの中から、かめ代さんが選んでくれたおすすめお弁当レシピ(主菜+副菜2つ)を公開します♪
【レシピその1:主菜】肉・魚がない朝に「薄揚げのしょうが醤油丼」
肉や魚がない時も大活躍する揚げを使ったお弁当。
油揚げは、フライパンで油を敷かずにカリカリに焼くのがポイントなのだとか。香ばしい油揚げに、しょうがたっぷりのしょうが醤油をからめると、主役級のおかずに♪
材料(1人分)
- 薄揚げ 1枚(50g程度)
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)みりん 大さじ1
- (A)水 大さじ2
- (A)おろししょうが 小さじ1
- (A)ごはん 茶わん1杯分
- (A)青じそ 2枚
作り方
1) 薄揚げは、適当な大きさに切り、フライパンに入れて中火でこんがりと両面焼く。油は敷かなくてもOK。
2) (1)に混ぜた(A)を入れ、全体にからめて汁気を炒りとばす。
3) お弁当箱に詰めたごはんにちぎった青じそをのせ、(2)を並べる。
(編集部よりコメント)青じそを切らずに「ちぎる」。これだけでも朝はぐんと時短になりますよね♪青じその代わりに万能ねぎなどでもおいしそう。生のしょうががないときや時間がないときは、チューブタイプのしょうがを活用しても◎
【レシピその2:副菜】色も形も可愛い「みそ味卵の茶巾」
主菜が大豆製品のときは、副菜に少しボリュームをもたせるとバランスがよくなります。
こっくりとしたみそ味の卵そぼろの茶巾と、小松菜とベーコンの炒めものは、彩りアップにも活躍!
材料(1人分)
- (A)卵 1個
- (A)みそ 小さじ1
- (A)酒 小さじ1
- (A)砂糖 小さじ1
- いりごま(黒)
作り方
1) 小鍋に(A)を入れてよく混ぜ、中火で熱してたえずかき混ぜる。鍋肌の卵が固まってきたら火をとめ、かき混ぜ続けながら余熱で火を通す。
2) 熱いうちにラップにのせてキュッと絞り、茶巾の形にしてそのまま冷ます。冷めたらラップをはずし、いりごまを散らす。
※熱いうちにラップをはずすとくずれてしまうので、しっかり冷めるまで茶巾に。
(編集部よりコメント)コロンとした見た目が可愛くて、お弁当箱のなかで存在感たっぷりの一品!みそ、酒、砂糖が同量というシンプルな配合で覚えやすいのも、忙しい朝にうれしいですよね♪
【レシピその3:副菜】パパっと完成!「小松菜とベーコンの炒めもの」
材料(作りやすい分量)
- 小松菜 100g
- ベーコン(スライス) 1枚
- しいたけ 1枚
- ごま油 少々
- しょうゆ 小さじ1
作り方
1) 小松菜は2cm幅、ベーコンは1cm幅に切り、しいたけは薄切りにする。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)を炒め、しょうゆを回し入れる。
(編集部よりコメント)小松菜をほうれん草や豆苗に変えたり、ベーコンをハムやウインナーで代用したり、冷蔵庫にある素材でアレンジしやすいレシピ。ごま油をバターに変えてもおいしそう☆
協力:イカロス出版
撮影:佐藤朗
かめ代さんの新刊『忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当』
『忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当』(イカロス出版)
9/28に発売したばかり!料理初心者の方や、毎日忙しい「忙し女子」のための、亀山泰子(かめ代)さんの新刊レシピ本『忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当』。
レシピは献立形式になっているので、組み合わせを考える手間は不要。さらに、「調理のコツ」が詳しく説明されているので、定番おかずの調味料の割合、冷めても美味しいお弁当おかずのコツ…などなど、今までぼんやりとしていたお料理のギモンがスッキリするかも♪
まるで、おうちでかめ代さんのお弁当レッスンを受けている感覚を味わえそうな1冊。
なかなかお弁当を作る時間がない忙し女子さんや、これからお弁当ライフを始めたい、と思っているお料理初めてさんはもちろん、自分や家族のお弁当メニューにマンネリを感じている…そんな方にもおすすめです。ぜひチェックしてみてください♪