8月半ばから、南フランスのプロヴァンス地方で過ごしていました。
日中は、燦々と降りそそぐ陽射しがありますが
朝晩は、ひんやりしていて とても快適でした。
快適だったのは、天候だけではなく
滞在中お世話になった3軒の「Chambre d’hôte」のオーナーさん達の
「心地良いお持て成し」があったからこそ。
画像は、とても美しいオーナーマダムの「Chambre d’hôte」(英国で
言うところのB&B)でいただいた petit dejeuner(朝食)。
プールサイドにセッティングされたテーブルで
マダムが熱々のベイクドフルーツをサーブしてくれました。
滞在中は、毎回別の場所にテーブルセッティングをして下さるのが
こちらのマダムの拘りで、前日とは違うテーブルセッティングに
朝からテンションが上がります。
「Chambre d’hôte」では、朝食を提供することになっているようですが
オーナーのセンスによって内容はまちまちです。
私が「Chambre d’hôte」を選ぶ際には、立地ももちろん考慮しますが
ゲストルームのインテリアと朝食の評判で決定することが殆どです。
タイミングを見計らってマダムがキッチンで焼いてくれた
Pain perdu(フレンチトースト)。
こんなお持て成しをしていただいたら、朝から満面の笑顔になりますよね。
朝食のテーブルには、日替わりの自家製ジャムも並べられ
パンも毎回種類が違うのです。
翌日は、ひんやりとしたプロヴァンスの朝に熱々のクレープ!
マダムのホスピタリティーには感服してしまいました。
お持て成しを受けて、「心から好きなこと」を仕事にしていることが
感じられ、私は美しいマダムにハートを鷲づかみされてしまったのです。
マダムの姿から多くのことを学び貴重な滞在となりましたが
主人はシュノーケリングができる「磯」をマダムに教えてもらい大満足したようです。
お別れの朝、マダムの住む母屋に招かれましたが
ため息がでるほど素敵なインテリアでした。
また来年の夏もここへ来る約束をして。