広い広い天安門広場。
実際ここに立っているとほんとに中国の広さを実感します。
国内外の観光客でいつでもあふれているこの場所ですが、国家のシンボル的施設であるため多数の警備兵がパトロールしていて、かつて2回の天安門事件が起きた場所でもあるため、中国政府や中国共産党に批判的なデモ活動が再発しないように対策が行われています。
そして広場の中に国旗掲揚台があります。
日の出と日の入りに合わせて毎日、警備兵による国旗の掲揚収容儀式が、地方からの中国国内団体旅行客を中心に多数の見学者が見守る中実施されます。
ものものしく「国旗掲揚集団」がどこからともなく現れ、国旗掲揚がはじまります。
まるでアイドルのコンサートのようにカメラを向ける中国のひとたち。
このカメラの先にあるのは、中国の国旗です。
まさに「THE 中国」という光景を見ることができる、北京の天安門広場にて。