ブンガクの夏がやってきました!
今年の夏はブンガクに挑戦しようと決めていたので、
ようやく取りかかることができて自分にホッと一息。
前に読んだような、でも内容をはっきり覚えていないなぁという名作から読み始めました。
夏目漱石の「文鳥」は知っていたので、
途中からあやふやになっていた「夢十夜」を。
角川文庫、壊れかけの本です。
やはり読むタイミングによって、作品の印象って変わるものですね。
夏目漱石がこんなにおっしゃれ〜な作家だったのだと、
こんなにキザな作品だったのだと前は気付きませんでした。
心の中にある、手に届かない片鱗を捉えられて、切なくなるほど握りつぶされた。
これがTHE ブンガクなのでしょうか。
前は本当に小説に興味がなかったんだなぁと内省。
読みがまったく甘ちゃんでした。
今月は夏目漱石ゆかりの地、愛媛は松山へ仕事で行く予定なので、
夏目先生の面影を探して歩こうと思います。
楽しみー!