本連載「モーニング・マルシェ」では、朝時間.jp編集部がセレクトした、朝の時間を快適に、楽しくしてくれるアイテムを紹介します！

『時間がない！』から『余裕のある毎日』へ ２４時間が変わる朝の３０分

「やらなきゃ」でいっぱいで、毎日へとへと。そんなとき、日々をどう整えたらいいか迷いませんか？効率化を試しても続かない…という声は少なくありません。

そこで今日は、10月16日発売の「『時間がない！』から『余裕のある毎日』へ ２４時間が変わる朝の３０分」（大和書房）をご紹介します。朝の30分を自分のために使い直し、「心に余裕のある1日」へ導いてくれるヒントが詰まった一冊です。

著者は、朝時間.jpでの連載「時間の使い方が変わる！タイムコーディネーターに学ぶ手帳術」でおなじみの吉武麻子さん。実践的でやさしい時間術のアドバイスに、共感された方も多いのではないでしょうか。

「朝活」よりも、“心を整える30分”という発想

本書のテーマはずばり「朝の30分をどう使うか」。スマホを見る前に深呼吸をする、5分だけ体を伸ばす、自分のためにお茶をいれる…どれも肩ひじ張らない“小さな行動”。

その積み重ねで一日の流れが静かに変わっていく、という視点が新鮮です。

読んで印象的だったのは、目指しているのが「効率化」だけではないこと。軸にあるのは“感情”。まず自分の気持ちに丁寧に向き合うからこそ、本当に必要な一歩が見えてくる…そんなやさしい導きが散りばめられています。

朝の30分は、タスクを詰め込む時間ではなく、「自分を整えるための時間」。読み進めるうちに、「これなら始められそう！」と自然と前向きに過ごせるようなアイデアが詰まっていますよ。

“わたしの朝”が見つかる診断＆具体アイデア

何から始めたらいいか分からない方にも、うれしい仕掛けが。本書には「朝タイプ診断」が付いており、質問に答えるだけで自分の傾向が分かります。

• 自分の内側とつながる「リセットタイプ」
• 先を見通し頭を整理する「計画タイプ」
• タスクの質と量を見直す「整理タイプ」
• 大事なタスクに取り組む「集中タイプ」
• 自分の未来にタネをまく「成長タイプ」

2章から6章では、それぞれのタイプに合わせた朝の過ごし方を、やさしく具体的に紹介しています。「なんとなく朝がバタバタする」「やる気が出ない」など、誰もが感じるお悩みに寄り添いながら、すぐに実践できる小さなアクションをわかりやすく提案。

読み進めるうちに、“自分らしい朝時間”のヒントが自然と見つかる一冊です。

こんな方におすすめ

・朝の始まり方で、その日の気分や集中力が大きく左右されると感じている
・「頑張る朝活」は続かなかったけれど、無理なく整う習慣を作りたい
・予定に追われがちで、気づけば“自分の時間”が後回しになっている

“時間に追われる”から“時間を味方につける”へ。来年のスタートを心地よく迎えるために、今から少しずつ下準備を始めるのもおすすめです。

朝の30分を自分のために取り戻すヒントを活かして、心地よい1日をスタートさせましょう♪

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