
英語「Good photo op」の意味って?
旅行に関してSNSでよく使われる英語フレーズを集めました♪
Flight’s cancelled. Camping out in the airport.
(フライトはキャンセルになった。空港で寝る。)
camp outは、キャンプなどで「屋外で寝泊まりすること」が基本の意味ですが、比喩的に長時間外で待機する場合にも使えます。They camped out in front of the university to protest the war.(戦争に抗議するため、学生たちは大学の前で野宿した)、People camped out all night to get the new iPhone.(新しいiPhoneを手に入れるため、みんなが夜通し並んで待った)。
Missed my connection. Good thing I have an open-ended ticket.
(乗り継ぎに間に合わなかった。けど、オープンチケットがあってよかった。)
「乗り継ぎ便」はconnecting flight、connectionと言います。I have a connecting flight to Boston.(ボストン行きの乗り継ぎ便がある)、I barely missed my connecting flight.(乗り継ぎ便にぎりぎり間に合わなかった)。なお「オープンチケット(変更可能チケット)」は和製英語。英語ではopen-ended ticketやflexible ticketと言います。
Upgraded to first class, baby!
(ファーストクラスにグレードアップされた、やったぜ!)
ここでのbabyは「赤ちゃん」の意味ではありません。とても良いことがあり、「やった!よしっ!!」と表現したい時、文章の最後に付ける単語です。Yeah, baby!、First class, baby!、Gold medal, baby! みたいな使い方をします。
Airplane food sucks.
(機内食はまずい。)
これはちょっと下品な言い方ですが、アメリカ人、特に若者はよく使います。My grades suck. (私の成績はひどい)、This movie sucks.(この映画は全然面白くない)。もうちょっとソフトな言い方はstinks。My grades stink.(私の成績はひどい)、This movie stinks.(この映画はひどい)。
Good photo-op. This is definitely Instagrammable!
(シャッターチャンス。これは絶対にインスタ映えするよ!)日本語ではシャッターチャンスと言いますが、シャッターチャンスは和製英語です。英語ではphoto-opと言います(photo opportunityの省略形)。This would be a great picture!(これはめっちゃいい写真になるね!)のような言い方も一般的です。Instagrammableは「インスタ映えする」という意味。
Taking off! Excited to see my friends in Japan after a long time.
(出発!久々に日本の友達に会うのが楽しみ。)
take offは主に飛行機の離陸に使うけど、「今から出かける」「今から出るよ」という意味もあります。I gotta take off soon.(あともうちょっとで、出ないと)He’s taking off for Europe next week.(彼は来週ヨーロッパに行く)という使い方です。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- camp out:屋外で寝泊まりする、野宿する、外で長時間待つ
- connection:乗り継ぎ
- baby:やった!すごいでしょ!
- sucks:~は最悪だ
- photo-op:シャッターチャンス(photo opportunityの省略形)
- take off:出発する

英語で「はい、チーズ」は何と言う?
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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