おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
キュートなイラスト看板が目印!「ぱんとおかし コハルビヨリ」
京都市営地下鉄烏丸線に乗り、京都から7駅目の北大路駅で下車。ざっくりした方向でいうと大徳寺方面。距離にして1キロあるかないかくらいなので徒歩で行く場合は15分くらい。最寄りの停留所(高高縄町バス停留所)からも8分くらいらしいので、歩きたがりの私はもちろん徒歩で(笑)。新大宮商店街の中に「ぱんとおかし コハルビヨリ」はあります。
2021年4月にオープンしたこちらのお店は、国産小麦と自家製天然酵母を使ったハード系のパンがメイン。朝は9時半からオープンしていて、キュートなパンのイラスト看板が目印です。
入って正面にパンが陳列されていて、奥には厨房があるので作っている様子も見ることができます。
オープン直後に伺ったら、続々と新しいパンが焼き上がっていたので、多種類から選びたい場合はお昼に向けて伺う方が良いかも。ただ、朝一の時点でもすぐに食べることができる惣菜パンなどもあったので、今回はこちらの2つのパンを購入しましたよ。
コーンとチーズのフォカッチャ
コーンとチーズのフォカッチャの生地は、もっちり弾力あり。上にはコーンがたっぷり。食べてみるとジュワっとコーンの甘味が広がります。それでいて、焼きトウモロコシのような香ばしさも。チーズのコクが旨味を増幅させているのはもちろん、はみ出た羽部分のチーズがカリッとしていてこれまた美味しいのです。
ほぼカボチャ
「ほぼほぼシリーズ」というものがあるらしくて、隣には「ほぼやき芋」なんてパンもあったりしましたよ。
「ほぼカボチャ」を食べてみると商品名に納得。ほぼカボチャです。パン生地はハード系ではありますが、そこまでむぎゅりと引きちぎる感じではなく、噛み応えあります。大きくカットされたカボチャに甘辛肉そぼろがあえられていて、まるで煮物を食べているような感じ。惣菜が濃いめなので、パン自体はシンプルな味わいでしたよ。
北大路エリアは、枯山水などの石庭で有名な大徳寺や、金閣寺など有名な歴史的建造物が多いエリア。イートインスペースはないので、焼きたてをすぐに食べることはできないですが、観光帰りにでもぶらり寄り道して、のんびりホテルで食べたりするのも良いのではないでしょうか。
ぱんとおかし コハルビヨリ
住所:京都府京都市北区紫竹西高縄町82‐1
電話番号:075‐406‐0691
営業時間:9:30~18:30
定休日:水曜日(不定休インスタチェック)
Instagram:@koharubiyori.kyoto
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。★本連載は隔週金曜日でお届けしています。