「あんぱん」が作られたのは明治7年。銀座木村家本店が元祖と言われています。やわらかい生地に包まれた甘いあん。シンプルで、懐かしい味わいのあんぱんは、子どもから大人まで幅広い世代に人気の菓子パンですね。
今日は、パンマニアの片山智香子さんおすすめ!関東で食べられる「あんぱん」が美味しいベーカリーを3つご紹介します。
ブリオッシュ生地のあんぱん「O to U(オー ト ウー)」
みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩3分ほどで到着する「O to U(オー ト ウー)」。
「表と裏」をコンセプトに、さまざまな素材のパンを作っていることから「O to U」という店名にされたそうです。全体的に小ぶりなパンが多く、惣菜からスイーツまで多くの種類が並びます。
「O to U」のあんぱんは、ひらがなで書かれた「あんぱん」の帯が可愛いのです…!ブリオッシュ生地に自家製の粒あんがサンドされていますよ。
片山さんによると、この粒あんが独特な風味なのだそう。甘さは控えめで、小豆そのものの味を活かしているとのこと。
ブリオッシュ生地と一緒に食べると、他ではない味わいが楽しめるそうですよ!
元町には近くに公園があるので、テイクアウトして外でパンを食べるのもおすすめです♪
Motomachi bakery O to U
住所:神奈川県横浜市中区1-54-2F
営業時間:9:00~17:00(無くなり次第閉店)
定休日:月・火(祝日の場合は営業)
公式Instagram:@o_to_u
(参考:【横浜・元町】オリジナリティ溢れるあんぱんが美味!路地裏のパン屋さん「O to U(オー ト ウー)」)
20種類以上から選べる「ホームベーカリー あんですMATOBA」
都営地下鉄浅草駅から徒歩15分ほどにある「ホームベーカリー あんですMATOBA」。こちらは、株式会社 的場製餡所のアンテナショップとして、さまざまな種類のあんぱんを製造・販売しているお店です。
現在20以上の種類があるらしく、あんぱん好きにはたまりません!こしあんぱん、白あんぱん、メロンあんぱん、こしあんドーナツ、焼き芋あんぱんなど、定番から気になるフレーバーまで、選ぶ楽しさがありますよ。
種類が豊富な中でも、やはり一番人気はこしあんぱん。北海道産の小豆を使用し、桜の花びら入り。桜は塩漬けされているので、甘くなりがちな餡子の良いアクセントなのだそうです。
さまざまな種類を食べ比べしたい方にぴったりのお店です。浅草散策のお供にぜひ!
ホームベーカリー あんですMATOBA
住所:東京都台東区浅草3-3-2
電話番号:03-3876-2569
営業時間:7:30~18:30
定休日:日曜・祝日
公式HP:http://www.matoba-seian.co.jp/andesu/
(参考:【浅草のパン屋】なんとあんぱんが15種以上も!「あんですMATOBA」)
130年の伝統を引き継ぐあんぱん「明治堂」
JR王子駅北口より徒歩5分ほどで到着する「明治堂」。
新しいもの好きの創業者が、初めて食べて感動したという銀座木村屋で修行を積み、1889年(明治22年)に創業したお店なのだそう。
ずばり必食は、明治堂130年の伝統を引き継ぐ中種製法のあんパンです。ほんのり甘い菓子パン生地に、毎日炊き上げているこしあんがたっぷり入っています。
パン生地はもっちりしていて、皮部分が薄いので餡子にすぐに到達!片山さんいわく、餡子がなめらかでとても美味しく、飽きのこない味わいでペロリと食べられるのだとか。
この断面を見る限り、もっちりした生地と、餡子の甘みが口いっぱいに広がるのが想像できますね…♪
他にも、フランスパンやクロワッサン、食パンなど、食事に合わせたいパンも揃っていますよ。地元に愛され続ける味をぜひ楽しんでみてください。
明治堂
住所:東京都北区王子1‐14‐8 明治堂ビル1F
電話番号:03-3919-1917
営業時間:6:30 – 19:00
定休日:日曜日
公式HP:https://www.meijido.tokyo/
(参考:【東京・王子】地元で大人気!朝6時半オープンのベーカリー「明治堂」)
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あんぱんが美味しい関東のベーカリーをご紹介しました。懐かしい味わいのあんぱんを食べて、ほっと一息ついてみませんか?
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※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。