おはようございます!朝美人アンバサダーの美帆子です。
あっという間にもうすぐ年末ですね。皆さん、今年の目標は達成できましたか?私はいくつか目標を立てていたのですが、中でも「知らない場所に積極的に足を運ぶ」という目標は達成できたかな、と思っています。
今日ご紹介するのは、まさにその目標を立ててから足を運んだ場所。東京の谷根千エリアにある、とっておきのモーニングをご紹介します。
谷根千エリアって?
谷根千とは、谷中・根津・千駄木エリアを指します。文京区および台東区に位置しており、東京23区の中心地に近く、いわゆる「山の手」の一角でありながら、今なお東京の下町としての風情を残す、歴史と情緒が溢れる地域です。谷根千工房より雑誌『谷中・根津・千駄木』が発行され、雑誌を置くお店の皆さんが雑誌を略称して「やねせん」と呼んだことからこの言葉が生まれ、それがこの地域を表す言葉として定着しました。
谷根千エリア、訪れたことはありますか?私は1度訪れてからというもの、すっかり魅了されてしまいました。街全体の活気、人の温かさ、風情ある街並み。何度足を運んでも、その素晴らしさに気付かされることばかりです。
今日ご紹介するのは、こちら。地下鉄千代田線 千駄木駅2番出口から歩くこと5分、「HAGISO」の1階に併設された「HAGI CAFE」です。
「HAGISO」とは
1955年に建てられた木造アパート「萩荘」を改修した、最小文化複合施設。元々は六畳一間のアパートとして利用されていましたが、2004年からは東京藝術大学の学生によって、アトリエ兼シェアハウスに生まれ変わりました。「HAGI SALON」というサロンも併設されており、ここでは整体やボディーワークなどの施術が受けられるそうです。
「HAGI CAFE」は、オープンの8時と同時にすぐ席が埋まってしまうほどの人気店。
お店に入って、席が空いていればそのまま通して頂けますが、満席の場合はタブレットで整理券を発行する必要があります。列に並んでいても、整理券を発行しないといつまでたっても呼ばれないのでご注意ください。
日曜日の9時15分に訪れたところ既に4組並んでおり、20分後に席に通して頂きました。着席後もひっきりなしにお客様が訪れていて、店員さんも忙しそうです。オーダーを取りに来てくださったのが着席してから10分後、お食事が運ばれてきたのはそこから12分後だったので、時間に余裕のある日に訪れるのが良さそうです。
朝から旅気分に浸れる!「旅する朝食セット」
なぜ、こんなに混雑しているのか?並んでまでも食べたくなる、そんな魅力的な朝食メニューがここにはあるのです。それは、「旅する朝食セット(ドリンク付き)」(¥1,000)。
「HAGI CAFE」の店員さんが日本各地、実際に足を運んで出会った美味しいものを使った朝食が味わえるのです。
この取り組みは2015年から始まり、滋賀、小豆島、福井、山梨、佐賀、鳥取、鹿児島、徳島、東京…と続いています。
そして今回は、初めての東北、青森の朝食セットです。
おかずだけでなく、お米もお味噌汁のお味噌も全て、青森の食材を使用しています。
個人的に、この津軽ロマンというお米がとても美味しかったです。ふっくら、もちもち。
おかずプレートの左手前にある、南部せんべいの卵とじも絶品でした。
他のものに形容しがたい新食感。卵焼きにふわふわ感と、香ばしさが加わったような味わい。右端の青森シャモロックの肉団子は、小ぶりでありながら旨味が強く、満足感がありました。
食後は、珈琲で一息。
お庭の緑が珈琲に映り込んで、爽やかな気分に。そうそう、窓際の席はお庭を眺めて開放的な気分に浸ることができるので、おすすめですよ。
今回は朝食セットのみでお腹いっぱいになってしまったので追加しませんでしたが、自家製スコーン(¥300)やバナナ(¥80)、季節のジャムがけヨーグルト(¥300)などの魅力的なサイドメニューも揃っています。
旅が好きな方、あるいは国内旅行がしたいけれど、なかなか余裕がない…という方。次のお休みの朝は、千駄木で旅気分を味わってみませんか?
「HAGI CAFE」
所在地:〒1100001 東京都台東区谷中3-10-25 HAGISO 1F
電話:03-5832-9808
営業時間:モーニング 8:00-10:30 /通常営業 12:00-20:00(LO/19:30)
※日曜日のみラストオーダーは19:00です。
定休日:不定休(※臨時休業あり)
HP:https://hagiso.jp/cafe/※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。
★本連載は隔週金曜日でお届けしています。