英語「delivery service」の意味って?
今日はこの日本語を英語に直してみましょう♪
「あ、宅配便だ!」
この日本語は、少しトリッキーな文ですね。というのは、次の3つの状況が考えられるからです。
1) 町で宅配便のトラックを見て子どもが叫んだ
2) 帰宅したらちょうど宅配便を持ってドアベルを押している宅配便業者を見た
3) 宅配便が届くのを待っていたらドアベルが鳴った
…など、状況次第で英文が変わりそうです。
(1)の場合、トラックを見た子どもが「あれは宅配便サービスでしょ!」と知識を披露しているので、that や it が省略されていると考えられます。
(2)は「あ、彼は宅配便業者だな!」と言い換えることができそうです。ちなみに、宅配便は delivery service、宅配便業者は delivery person(国際宅配便業者は courier )と言います。
(3)はドアベルが鳴っての反応ですから、「このベルは」という意味で代名詞の it を主語にすればよさそうですね。
これで通じる!日本人の解答例
- Oh, that’s the delivery service!
- Oh, he’s the delivery person [the delivery guy / the courier]!
*the courier ではなく、a courier とすると、普通に「彼は宅配業者です」の意味になってしまいます。courier は普通家庭に宅配を届ける人には使いません。仕事のシチュエーションで書類を届けたりする場合に使います。
- Oh, it’s the delivery service!
英語ネイティブの解答例
- Oh, it’s the delivery service!(=あ、宅配便だ!)
- The delivery person is here!(=宅配業者さんが来た!)
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- delivery person(guy):宅配便業者
- courier:国際宅配便業者
- ~ is here.:~が来た。
☆明日のレッスンもお楽しみに!
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