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大切な人に贈りたい本『翻訳できない世界のことば』

 

今日のカフェボンボンの本棚は、『翻訳できない世界のことば』

ポルトガル語の「サウダージ」や日本語の「ワビサビ」のような、他の国の言葉では一言で伝えにくい言葉を集めた本。ニューヨークタイムズ・ベストセラー、話題の新刊本です。

20160422
翻訳できない世界のことば
著者:エラ・フランシス・サンダース/訳:前田まゆみ
出版社:創元社

ノルウェー語の「フォレスケット」は語れないほど幸福な恋におちていること。

体の奥からほとばしり出る情熱的な言葉なのか、そっとささやく官能的な言葉なのか。どちらにしても、この一言を口にする人は、どんなにうっとりとした表情を浮かべているだろう。

幸せにつながるロマンチックな言葉がいくつもある。たとえば、「キリグ」(タガログ語)=おなかの中に蝶が舞っている気分。「カフネ」(ブラジル・ポルトガル語)=愛する人の髪にそっと指を通すしぐさ。

「朝時間」にぴったりの言葉は、ピサンザプラ。
マレー語でバナナを食べる時の所要時間のこと!

言葉の森を探索する気分で楽しめるイマジネーションあふれる本。伝えたい言葉にしおりをはさんで大切な人に贈りたくなります。

Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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