Bonjour
11月13日夜10時、パリで恐ろしい事件が起きました。
何が起きたのか、突然のこと過ぎて事態を把握出来ないまま朝を迎えました。
朝を起きたら世界各地の家族や友人から安否のメールが届いていました。
幸い私達は無事でしたが、事件の現場はとても近くです。
いつ自分たちに降りかかってもおかしくない状況に、恐怖を感じています。
亡くなった方は少なくとも129人、負傷者は352人と報道されています。
これからまだ死者は増えるかもしれません。
本当に恐ろしい事件です。
フランスのメディアでは自爆テロリストをkamikazeと呼んでいます。
事ある毎に、「kamikazeの家族を捕まえた」とか「kamikazeがパリを攻撃」とか。
フランス人にとってkamikazeは単なるアジアの自爆テロにしか思っていないのでしょうか。
このような事態の時にこのような用語を用いるのは本当に理解が出来ません。
言論の自由と言いながらこういう他国の文化を無視するような言動を普通にしてしまうフランス、
こういう小さな一つ一つの出来事が異民族の怒りを買っているのでしょう。
秋晴れの楽しいはずの週末の朝が、一変してお通夜明けの朝の色に変わりました。
今回被害に遭った方々のご家族たちの悲しみと怒りは計り知れません。
これ以上の被害が出ないことを祈るのみです。
嵐の後の静けさに包まれたパリですが、まだまだ安心は出来ない状況です。
パリへのご旅行を取消された方も多いと聞きますが、やむを得なくパリに滞在している方々も多いかと思います。
テロは避けようもありませんが、くれぐれも人の集まる場所は避けて行動してください。