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中国の西南地区に位置する貴州省。
北京から飛行機で三時間（北海道から沖縄くらいの距離）のここ貴州省は、少数民族が多く暮らす地域。
中国は人口の94%を占める漢民族と、55もの少数民族から成り立っている多民族国家。ここ貴州省は「少数民族のふるさと」とも呼ばれ、中国の他の省と比較し少数民族の居住率が非常に高い省。
そんな貴州省へ、少数民族を訪ねる旅へ出掛けました。
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ミャオ族はほとんどが山間区に少人数で分散して住んでいます。
長い間交通が不便だったこの半ば封鎖された山奥で、
ミャオ族文化は自らの方向に沿って発展していきました。
昔のままの古い伝統を踏襲したミャオ族の踊りです。
中国語とは違う言語も持ち、その言語の声調が広域にわたることから、歌がとても上手な民族と言われています。
普段着とは違った民族衣装を着て、男女で踊ります。
歌や踊りで愛を語り合うのがミャオ族でもあります。
お年寄りミャオ族の歌も聴くことができました。
数多くの種類があるというミャオ族の踊りと歌。
季節ごとのさまざまなイベントに合わせて歌い踊ります。
家を建てたとき、豊作を祝うとき、お嫁さんを迎えるとき。
人生の色々な場面で、
この村では歌と踊りと美しい衣装があるのです。
