北京でも手軽なファーストフードは若者に人気です。
「垃圾食品」(垃圾とはゴミの意味)と呼ばれるこれらのジャンクフードの大普及は、中国で社会問題になっているほど。
そんなファーストフード店の中でも、
ここ北京でもっとも数が多く最も人気なのがケンタッキー。
「肯徳基」というのが中国語です。
もともと鶏肉を多く食べることが多い中国では、鶏肉を主としたケンタッキーは馴染みやすいようです。
また、中国人好みの辛い味付けも多く、中国の人々の口にマッチしているよう。
値段はハンバーガーとポテトのセットでだいたい400円弱。
日本と比較すると少しお得です。
そして、北京のケンタッキーは24時間営業。
深夜にお腹がすいたら夜中にケンタッキーを食べる、とは20代の若者のことば。
北京ではマクドナルドよりケンタッキーがメジャーなのです。
(↑こちらはマクドナルド(麦当劳))
北京ならではの中華風のレトロな店構えでファーストフードを食べるのも北京の楽しみのひとつかもしれません。
古い街並みの中にも溶け込むファーストフード店。
いつも若者で溢れ返っています。
↑このような風情のある店舗も、
そのうち中身がファーストフード店に入れ替わっているかもしれませんね。