「798芸術区」。
ここは、北京最大のアートスポット。
1950年代初めに東ドイツの技術援助によって建設されたこの工場区域。
廃墟のようにそのまま残る工場の中に、芸術家のアトリエや住居、外国から進出したギャラリーが多く立ち並んでいます。
芸術家のコミュニティーということでしばしばニューヨークのグリニッジ・ビレッジやソーホーと比較されています。
工場建物そのままをアトリエとして利用しているので、
廃墟とアートを同時に見ている気分です。
工場時代に壁に掲げられたのであろう中国らしい赤字で書かれた文句がいまでも残っていたりします。
広い敷地の中、
工場の煙突やパイプなどがそのまま残るこの場所に、
たくさんのアトリエやお洒落なお店があります。
まるで北京にいる気がしない、
そんな「798芸術区」です。