日本でもよくニュースで出てくる場所「南京」へ行ってきました。
そのイメージは色々あると思いますが、
この街は、上海から高速鉄道に乗って1時間半で行ける場所。
にも関わらず、南京事件の影響により、日本の上海観光ツアーでも、
なかなか南京に立ち寄ることはなく、
また、南京への日本企業は進出を躊躇している現状があり、
外資の投資120億ドルのうち日本は8億ドルにも至っていないといいます。
そしてこの街には、南京事件の様子を伝える「南京大虐殺紀念館」があります。
ここは中国の愛国主義教育基地に指定されており、
抗日紀念館の代表とされている場所です。
紀念館概要
この日は、中国の祭日にあたる日だったのもあり、
紀念館には中国人のみなさんの長蛇の列。
日本人がほぼいない紀念館。
また、内容が両国にとってとても過激な内容でもあるので、
アウェーな気分を感じつつも、
様々な視点から南京事件を捉え考えることのできる場所でした。
そしてこの紀念館、ならびに外の広場はとても美しい空間。
空間の先には、たくさんのマンション群が連なっています。
南京という街は日本人にとって、なんとなく足を向けにくい場所ですが、
いざ行ってみると、街の人は穏やかで、
反日感情を向けられることもありませんでした。
とても中国らしい街の風景は、次回ご紹介します。