UK内では10月21日を「アップルデー」として
20年ほど前から各地でイベントが開かれています。
今年は春以降から7月までの長期間、天候不順に見舞われたこともあり
林檎の生育にも影響が出ており林檎園でも、そのことに触れていました。
UK産の林檎は、日本のように大玉で蜜が入っているものなど皆無ですが
小玉な分、いつでもどこでも(!)気軽に頂くことができることで
バナナ同様に人気のフルーツです。
林檎の種類は豊富で100種類もあるとも言われています。
個人的に好みなのは、程よい酸味と歯応えのある「Jazz Apple」。
外見は日本の梨とそっくりですが、味そのものは全く異なる「Egremont Russet」。
「林檎1個でお医者様知らず 」、とも言われていますから
日常生活で積極的に取り入れたいですね。
イベント会場では、昔ながらの方法で林檎ジュースを作るデモンストレーションもあり
誰でも自由に参加できますので、私もほんの少しお手伝いしてみました。
小さくカットした皮付きの林檎を木の棒でつぶしていきます。
この木がとっても重くて、まさに「重労働」。
そして、搾取。
数種類の林檎がミックスされた絞りたてのジュースが完成しました。
これが本当に美味しいのですが、フレッシュな林檎をいただくのと
何が違うのかというと、「数種類の林檎味を一度にを愉しめること」。
優しくて懐かしい味は、幼少の頃、風邪をひくと祖父が林檎を擂って
ガーゼに包んで絞ってくれた「林檎ジュース」。
会場で一番人気なのは、何と言っても試食をして好みの林檎を見つけて
その場で購入できること。5玉で1ポンド・・!
日常のお買い物をするスーパー「Waitrose」では、見たことがないような
珍しくて美味しい林檎がたくさん並んでいました。
いよいよ週末で「サマータイム」が終了します。
寒気団の影響で、今日から暫くの間は冬並の寒さに見舞われるようですが
ハロウィン、そして、ガイフォークスデイなどのイベントが続きますので
楽しみたいと思います♪
皆さまも良い週末をお過ごしでありますように・・☆