週明け月曜日、はろうです。
今週の本は
長野まゆみさんの
ことばのブリキ罐
河出書房新社 ¥1,260
ファンタジー作家、
長野まゆみさんの
小説に出てくる”ことば”を
集めた言葉辞典のような1冊。
たとえば、
物語の少年が食べるもの
の分類では
「曹達水(ソーダすい)」
だったり
「腸詰肉(ソオセエジ)」
だったり。
長野さんの小説の中には
今は片仮名で表記される名前や
言葉をあえて漢字で
表現していることが多い。
物語の中に出てくる少年の名前も
「蜜蜂(みつばち」だったり、
「銀色(ぎんいろ)」だったり。
冬は熱いショコラを飲んで
「遊園地(るなぱあく)」で
遊ぶ少年達。
時空を越えた完全なるファンタジーの
世界は、その漢字の言葉
ひとつひとつが、想像力を
かき立てられるのです。
この方の本は
小学校の頃、友達に
プレゼントされたのが
読むきっかけになったのですが
幼いながらに、
蒼い宇宙や雄大な空、
架空のストーリ中の
少年達が住む風景に
心躍らされ、大人になっても
読み続けた著者のひとり。
わたしだけの大切な世界。
読む度に長野さんの描く世界観や
文中の”ことば”の持つ色が広がって
いきます。
大切な本をプレゼントして
くれた
小学校の頃の友人・・・
幼なじみは
先週、二人目の女の子が
生まれました。
今度は、小さな女の子達に
幼なじみから受け取ったファンタジーを
プレゼントしたいと思います。
きっと、彼女の子ども達なら
気に入るはずです。
今週も頑張りましょ!
see you!!