こんにちは、ライフスタイルショップ「スタイルストア」バイヤーの畠田です。
今の季節は、コーディネートに革靴を取り入れたくなりますよね。今回ご紹介するのは、2017年の秋から販売をはじめた「KUTSUNE/レースアップシューズ」です。
私がこの靴を初めて履いたのは、商品の撮影時に試し履きをしたとき。かっちりした革靴=重くて疲れるというイメージがあったのですが、「こんな軽い革靴があるのか!」と衝撃を受けました。
シンプルなのでコーディネートにも合わせやすく、疲れにくい。一日中歩き回る日でも、迷わず履いていける大事な相棒になっています。
スニーカーより軽いのに、疲れにくい
この靴の良さは、何より片足約260gと「軽いこと」だと思います。
これがどのくらい軽いかというと、コンバースオールスターのスニーカーが約350g。なんとスニーカーより軽いんです。手持ちの靴をいくつか測ってみましたが、革靴やスニーカーで、300gを下回るものはありませんでした。
重い靴と軽い靴、どちらが歩きやすいと感じるかは人それぞれですが、ある程度の距離を歩く場合「軽いほうが圧倒的に疲れない」というのが、わたしの実感です。
長距離を歩くために作られているウォーキングシューズは軽いですし、歩きまわった後、重い靴は足に重りをぶら下げているようで辛くなりませんか?
適度な厚さで滑りにくい、技アリの靴底
ただ、単純に軽ければいいかというとそうではなく、ソールの適度な厚さも大事。底が薄いと着地の衝撃が直に伝わり、これまた長時間歩くと疲れてしまいます。(1回の着地衝撃は体重の2倍近くあるんだとか)
その点、KUTSUNEのレースアップシューズはクッションの役割を果たしてくれるソールの厚さがありながら、軽い。これが、歩行距離にかかわらずどんな日でもこの靴を選べる理由だなと思います。
軽さの理由は、ソール部分。本底に革を使うものもありますが、こちらは特殊なウレタンを使っているため軽いんですね。
きちんと耐久性についても検証された素材で、地面に触れる部分は滑りにくさに定評のある「Vibram社」のゴムソール。アッパー部分は牛本革なので、革靴らしい重厚感がありつつ、見えないところを軽量化して歩きやすく。
まさに「きっちり感」と「歩きやすさ」をいいとこどりした仕様です。
高品質なのに良心価格。その理由は…
嬉しいのが、実にコストパフォーマンスに優れた靴であるところ。つかい手からも、「この履き心地と価格、見合わないくらいです」という声が届いています。
「KUTSUNE」は、台東区に工房を持つ「東京靴研」という靴メーカーの自社ブランドで、他にもいくつかある自分達のブランドの靴作りのほか、婦人靴づくりに数多く携わっておられます。
この品質の靴を百貨店で買おうと思うと1.5倍くらいのお値段になることは想像に難くないのですが、税込で2万円を切る価格を実現できるのはいわゆる「ファクトリーブランド」だから。
工房が直接ブランドを運営しているので、販売の過程で余分なコストかからないんですね。だからこそ、良心的な価格で高い品質の商品を提供できるんです。
きちんと感がありながら歩きやすい革靴は、旅行やお仕事のお供にもおすすめです。どんな服にも合わせやすく、これからも長く共に歩いてくれる靴になってくれそうです。
『KUTSUNE/レースアップシューズ BLUCHER OX』の魅力はスタイルストアの商品ページでさらに詳しくご紹介しております。下記よりチェックしてみてくださいね。
※本記事の内容は記事制作時点のものです。最新の情報はスタイルストアサイトでご確認ください。