おはようございます♬
コロナが始まってから我が家の習慣になっている
朝ご飯を食べた後の散歩も
雨の季節の到来と共に終わりが近づいてきました。
(雨の寒くて暗いシアトルを散歩したい気持ちになれなくて)
9月に見つけた、網を掛けられたこの木。
ネットの奥を覗いてみると…
りんごでした♡
すごい、自宅の前にりんごの木。
気が抜いたらもぎって食べるんでしょうか。
なんだか素敵。今度、住民の方に会ったら
聞いてみようと思っていたのに
10月の半ばにまた同じ道を通ったら…
収穫を終えていたようでした。
少し残っているのは、鳥に残してあげてるのかな。
私の田舎では果物の木から全てを収穫せずに
野生動物のために少し残しておく風習があります。
そして、10月の終わり。
今度は栗を発見。
日本でもおなじみの
イガイガの殻に入った状態の栗を3つ発見。
さらにはこんな風に殻から取れた状態で
丸々した栗が公園中に落ちてる!!!
もうこの状態を見て興奮した私は
翌日、手袋とビニール袋を持参して公園へ。
「どうしてこんなに落ちてるのに
誰も拾わないだろう?
アメリカ人は栗食べないのかな」
なんてウキウキ・ホクホクしていると
携帯をしばらく眺めていた旦那さんがひとこと。
「食べられないからじゃない?」
え?
食べられないから?
えっ?食べられない?
食べられないから拾わない…
?????!!!!
確かにそうかも!
あんなに栗好きな中国のおばちゃんたちですら
この栗には目もくれず太極拳に一生懸命( ;∀;)…
調べてみると公園に落ちていた大量の栗は
Horse Chestnut(=セイヨウトチノキ)と言い
ウィキペディアによると
「若くて新鮮な実はアルカロイドのサポニンや
グルコシダーゼを含み、弱毒である。
触れるだけでは危険ではないが
食べると病気になる恐れがある。」との記述が。
毒あった~涙
そう。私が普通の栗だと思っていたあれは
マロニエの木になる実。
見た目はぷりぷりした日本でよく見る栗に
よく似ているけれど殻を見ると全然違う。
(栗写真上2つは日本の栗と同じようなのですが
最後の栗はセイヨウトチノキだったわけなんです…)
ということはイガイガに入っていた
栗の木を見つければいいのか!と
昨日と同じ道を何度も探してみたけれど
歩けど歩けど見つからず…
旦那さん曰く「それは食べられるから
誰かがすでに拾ったのでしょう」とは。
わかりみしかない。あうう。
誰も拾わないものは食べられない。
そんな当たり前のことを学んだ2020年の秋。
今度イガイガを見つけたら
素手でも拾って帰って来ようと思いました。
ええ。
と、いうわけでりんごから栗と
初秋から中秋にかけての
シアトルの愉しみ方をお知らせしつつ
日本の秋=モンブランケーキが食べたくて
ますますホームシックが酷くなってきました。
皆様は秋の味覚で
どうぞSweetな1日をお過ごしください♡