おはようございます。表参道の美容室「fiorista」の森本英梨です。
梅雨が明けた途端、本格的な暑さやってきましたが、いかがお過ごしですか?
夏は、気温が上がるだけでなく、「紫外線」の量もぐっと増えます。炎天下の中を少し歩くだけでも、顔、カラダ、そして「髪」も、紫外線の影響を受けてしまいます。
顔やカラダの日焼け対策はバッチリでも、「髪のケアは何もしていない」という方が意外と多いもの!
今日は、髪や頭皮の日焼け対策&アフターケアをご紹介します。
紫外線が髪や頭皮に及ぼすダメージ4つ
「髪」が紫外線を浴びることで、どんなダメージがあるか、ご存じですか?
【1】キューティクルがはがれてツヤがなくなる
まず、紫外線を浴びると、美髪に欠かせない「キューティクル」がめくれたり、はがれてしまいます。キューティクルがはがれることで、髪の中のタンパク質や保湿する成分が流れ出て、髪の水分や栄養がなくなります。
そして結果的に、髪のツヤがなくなり、パサつきが目立つようになります。
【2】切れ毛や枝毛ができる
実は、髪は「みかんの箱」の原理と同じで、一本傷んでいると、他の健康な毛も傷みやすくなります。紫外線によりキューティクルがはがれてしまった毛が1本あると、髪全体のダメージが進行してしまいます。
パサつくことで、切れ毛や枝毛がどんどん増えてしまいます。
【3】変色したりカラーの色持ちが悪くなる
紫外線には、髪内部のメラニンを分解する力があります。メラニンというのは、髪の色を作る色素なのですが、メ紫外線によって分解されてしまうと、髪の色が徐々に抜けて、赤みを帯びた色に変色してしまいます。
また、カラーリングをしている髪は、何もしていない毛よりもメラニン色素が少ないため、より紫外線の影響を受けやすい状態に。変色しやすく、カラーの色持ちを保つ力も弱くなります。
【4】髪や頭皮の老化現象が進む
お肌が紫外線を浴びてダメージを受けると、シワやたるみの原因になり、老けた印象につながりますよね。髪や頭皮も同じように、老化現象が起こります。
紫外線を浴びて、髪の毛の根元にある毛母細胞がダメージを受けると、抜け毛や薄毛、白髪の原因に。頭皮は普段髪に覆われていて「過保護な状態」なので、実は、覆われていないお顔のお肌よりも、ダメージを受けやすい、とも言われているんですよ!
「髪・頭皮」の日焼け対策まとめ
紫外線から髪を守るためには、サロンで内部補修型のトリートメントを施すのもおすすめですが、普段のホームケアにひと手間加えてケアするだけでも効果があります!
過去にご紹介したセルフヘアケアや、ドライヤーの冷風機能を上手く使って、開いてしまったキューティクルをしっかり閉じましょう!
パサパサ髪を解消!おうちで簡単「ヘアケア」3ステップ( https://asajikan.jp/article/160008 )
また、頭皮は、ヘッドスパやマッサージで血行を良くして、ストレスのない状態にする事をオススメします。
毎日5分で全身が変わる!?「ヘッドマッサージ」の効果をおさらい♪( https://asajikan.jp/article/184399 )
外出時は帽子をかぶったり、日傘をさすことも大切です。
また、洗い流さないトリートメントやUVスプレーをしっかり使うことで、日焼け対策になりますよ。
ロングヘアの方は、毛先が出ないようなヘアアレンジもオススメです。
毎年夏になると髪が傷みやすい…という方。この夏は、お肌だけじゃなく、髪や頭皮の紫外線対策も気をつけてみてくださいね!
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