おはようございます。
シカゴの朝は氷点下で刺すような寒さですが、天気が良い日々が続いて太陽の光がとても気持ちいいです。
そんな中、シカゴの情報誌やメディアでよくお店の名前を見ていて、ずっと行きたかったお店にようやく行くことができました。
カジュアルで親しみやすいレストランが集まるシカゴの北西部に位置するLogan Square という地域。そのLogan Squareのレストランのパイオニアとして1999年にオープンしたのが今回訪れた「LULA CAFE」というレストラン。オープン当時から”Farm to table”にこだわりシカゴ周辺地域でとれた新鮮な食材を使った料理を提供しているそう。
朝9時のオープン前に到着するとすでにお店の前には人だかりが。オープンと同時にお店はいっぱいになり、私たちは運よく日当たりのいい窓際の席に座ることができました。
隣の人たちはモーニングカクテルを飲みながら、1週間の出来事を報告しあっているのかおしゃべりに夢中になってとても楽しそう。この休日の解放感あふれる雰囲気がとても好きで、ブランチに訪れたくなる理由の一つです。
今回ショウガと味噌のソースという和風な料理に惹かれて注文したのが、豆腐と野菜のスクランブル。
どんな味なんだろうと食べてみると、塩気もちょうどよく優しい味。程よくソテーされた野菜と豆腐とよく合ってぺろりと食べられてしまいました。
「カテゴリーにはまった料理は出したくない!」とシェフがいう通り、和とアメリカンが合わさった絶妙な味がして、まったく新しい味。そんな料理の数々が長く地域の人を引き付けてやまないのかもしれません。
帰るころには、休日のブランチには90分待ちは当たり前といわれるとおり、バーカウンターではカクテルを飲みながら待っている人々でいっぱい。
地元誌には「LULA CAFE」についてこんな風に書かれていて
“It may be the granddaddy of the Logan Square restaurant scene, but Lula’s menu and energy are a far cry from geriatric.” (Logan Squareのレストランシーンの草分け的存在だが、Lulaの料理の数々とエネルギーは老いぼれとは無縁だ)と。
上手く訳せないですが、訪れてみて「本当に!」と大きくうなずきたくなってしまいました。
優しい料理とエネルギッシュなお店の空間にパワーチャージされた朝でした。