ボンジュール♪
ボンジュールの本場、パリに行ってきました。
ジュネーブとおなじフランス語圏なのに、クロワッサンひとつとっても、全然ちがうパリ。
たまにはいいか、とバターリッチなフレンチクロワッサンや、バターとジャムてんこ盛りのタルティーヌなど、パリの朝ごはんを満喫しました!
なかでも忘れられないのは、ヘミングウェイも常連だった、という古い書店ですごした朝時間です。
シェイクスピア&カンパニー。
大好きな映画「ビフォア・サンセット」で、セリーヌとジェシーが、9年ぶりに再会するのがこの書店。
訪れてみたいと、ずーっと思っていた場所です。
レトロな店内は、壁じゅう本でうめつくされていて、ソファーや床に座り込んで、本を読みふける人たちでいっぱい。
どうやらここに住んでいるらしい猫と、たわむれたりしながら、古書をめくったり。ヘミングウェイや、フィツジェラルドなど、書店にゆかりの作家たちの本を、手にとったり。
記念に、と思って購入した一冊。
書店のスタンプを押してくれました♪
併設のカフェで、カフェオレを注文して、のんびり読書タイム。
顔をあげれば、ノートルダム寺院という眺めです。
「ビフォア・サンセット」でも、小説家ジェシーの出版イベントが開かれていた、この書店。この日も、ベトナム人作家のイベント告知が、貼り出されていました。
ヘミングウェイの時代と同じく、いまも本と人、人と人を結びつける場として、人々に愛されている本屋さん。
ただ、本を売るだけに終わらない、とくべつな場所です。
どんなに電子書籍が便利でも、こんな本屋さんはずっとなくならないでほしいぁ。
いや、なくなることはないんじゃないかな。
しみじみおもうパリの朝でした。
https://shakespeareandcompany.com
*シェイクスピア&カンパニーカフェで、朝ごはんもいいですね。パリにお越しの際は、ぜひ♪