今日は、夏至ですね。
皆さまは、長い一日をいかがお過ごしですか?
夏至の頃になると、ようやくお天気が安定することもあり
今日は一年の中で「特別な一日」で
昨年の夏が終わってからというもの
私にとっては「ずっと待ち詫びていた一日」でもあります。
珍しく4日連続の真夏日になったリッチモンドですが
早朝のリッチモンドパークは、高原さながらの涼しさです。
ウォーキングは、すっかり日課となり自宅で仕事がある日以外は
毎朝定時に出掛けています。
もちろん、起床時に「今日は思いのほか眠いから
ウォーキングはやめようかな?」と悪魔のささやき(?)が
聞こえてくることもあるのですが
木漏れ日の中を歩く爽快さを身体がしっかりと覚えているのですよね。
主人の朝食の準備を済ませる頃には、すっかり身体が目覚め
ウォーキングに出掛ける身支度も同時に済ませてしまうほど。
美しい並木道を歩くのも朝の楽しみですし
可愛い小動物に出合うのも楽しみです。
リスや野鳥、そして、グリーンパーロット(緑色のオウム)の群れ。
グリーンパーロットは
ロンドン近郊では、このリッチモンドのあるSurrey州やKent州など
ごく限られた地域でのみ生息している言われています。
全身がグリーンで紅色の嘴という、とてもお洒落な出で立ち。
元々は王侯貴族が飼っていたオウムが逃げ
野生で繁殖して、今日のように群れをなすようになったと
本で読んだことがあります。
燦々と降りそぞぐ日差しを受けて
ローズガーデンは、バラだけではなく
季節のお花経ちで溢れていました。
今日は「特別な一日」ですから
裏庭のお水遣りは日中と夕方の2回、
それぞれ1時間程度かけて、隅々まで丁寧に行います。
草花が呼吸しているのが感じられるほど
辺り一面が芳しい香りに包まれ、こちらが癒されるのです。
裏庭に住むリスは
猫のピカソとは、適度な距離を保てる仲のようで
傍から見ていると、とても微笑ましくなります。
彼らも今日が「特別な一日」だと、きっとわかっているでしょうね。
1976年に記録された6月の国内最高気温を更新(34℃)した
ロンドンの長くて美しい一日を楽しみましょう!