今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『I Love Youの訳し方』。
夏目漱石は“I Love You”を「月が綺麗ですね」、二葉亭四迷は「死んでもいいわ」と訳したそうです。日本語の愛の表現はこんなにも多種多様! 100通りの“I Love You”を集めた本をどうぞ。
『I Love Youの訳し方』
著者:望月竜馬/絵:ジュリエット・スミス
出版社:雷鳥社
好き、愛してる。I Love You。この気持ちを自分なりの言葉で伝えるなら。
100人の作家の作品や手紙から100通りの愛の表現を厳選した本書。ロマンチストの肩書きをもつ著者が「情熱的」「感傷的」「浪漫的」など5つのテーマでフレーズを紹介します。作家の魂のこもった愛の言葉は、「愛してる」よりたぶんずっと熱くて、からだじゅうを駆け巡る感じがします。
さまざまな愛の伝え方に心が揺さぶられるけれど、私はやっぱりこのフレーズにいちばんときめきました。
「キスしてもいいですか」—島本理生『君が降る日』より。
私なら“I Love You”をなんて訳すだろう? どんな言葉でささやこう。きっと、本のページをめくりながら、そう考えているあなたがいます。大切な人に想いを伝えたくなります。
Love, まっこリ〜ナ
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「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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