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北京から新幹線で4時間、中国の山東省に位置する港湾都市「青島(チンタオ)」。異国情緒溢れるこの港町ですが、かつてドイツがこの地を極東における本拠地とし、“モデル植民地”として街並みや街路樹、上下水道などが整えられました。今なお残る西洋風の町並みや青島ビールなど、ドイツがこの町に与えた影響はとても大きく、場所によってはまるで中国らしからぬ風情が溢れています。
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今年は例年になく「蒸し暑かった」という青島。
いつもなら、比較的涼しく夏を越せるようですが、わたしたちが訪れた時もものすごい湿気と暑さでした。
そんな青島。
海の背景が特徴的です。
まずは、ドイツ風の屋根が背景のこのビーチ。
ドイツ占領下時代の建物が多く残る場所です。
そしてもうひとつはこんな高層ビルを背景にしたビーチ。
青島の新市街地。オフィスビルが聳えています。
近年中国最大の家電メーカーとなったハイアール(海爾集団)も青島を本拠としています。
また日系企業でいうとイオンの店舗やミニストップなどを多く見かけました。
そして、海辺では、こんな車も。
北京でもよく見かけるフレーズですが、せっかくのビーチであまり見たくないロゴですね。
海のない北京から、海辺の街 青島へ。
なんだかとても久々に海を見た気がします。