北京の中華料理レストランではお馴染みのこの光景。
北京ダックを目の前で切り分けてくれています。
「北京ダック」とひとことでいえど、
その味はお店によって少しずつ違います。
北京ダックの老舗とよばれる店や、
最近できたモダンなレストラン。
北京の中華料理レストランでは必ず北京ダックがメニューの中にあります。
でも、味付けや盛りつけなどが違っていて、
好みのお店を見つけるのも楽しみのひとつ。
お箸おきがかわいいこのお店は、
北京にいる日本人のあいだでも「おいしい北京ダックを食べれる」ことで有名なお店。
油っぽくないダックが日本人の口にあうようです。
メニューも豊富。
盛りつけもとてもお洒落で、中華料理っぽくない西欧風のお皿で中華を味わうことができます。
それゆえ、このお店には欧米人もたくさん訪れています。
お店の外装はいかにも「中華風」、でも中に入るとお洒落でモダンな空間が広がっています。
残ったダックの身肉と骨でとったスープも、たいていのレストランでは無料で出してもらえます。
このスープに香菜(シャンツァイ:パクチー)を入れて飲むのが北京流。
2300年以上前から飼育されていたというアヒル。
中国の古代の宮廷の定番メニューでもあったアヒル料理は、
いまでも北京の中華料理のメジャー料理です。