あけましておめでとうございます。
その言葉がなんだか浮ついた感じになるほど、
ここ北京では年の瀬・年越しの雰囲気がまるでありません。
旧正月を祝う中国では、この年末年始はただ年が変わるだけで、
とくにお祝いなどもしません。
会社や学校も、元旦のみ休みというところも多く、
「あけましておめでとう」という言葉を今年はほとんど使わないお正月。
そんな北京の天安門前にある「国旗掲揚台」では、
毎日日の出と日の入りの時間に合わせて国旗「五星紅旗」の掲揚式が行われています。
中国国歌が流れ、ものものしい雰囲気の中、
国旗が掲揚されます。
この掲揚式は中国人観光客にもとても人気。
朝はやく、気温もかなり寒い中、大勢の人が集まっています。
2013年。
北京でも新しい年を迎えました。
お正月のような盛り上がりは来月の「春節」までお預けです。