北京はすっかり肌寒い季節になりました。
日本より1ヶ月ほど季節を先取りしたような気候。
朝晩は10度以下になることもあり、昼間も風が肌寒いくらいなので、半袖で歩いている人はもういません。
ちょっと霧がかった、北京独特の朝。
そんな北京の胡同(古い街並みの続く路地)に建っている大学。
他の大学同様、ここには学生寮も併設されることもあってなのでしょうか、朝も早くから学生たちでとても賑やかです。
「早点」という看板が目印。
これは中国式「モーニング」のこと。
中国では、朝からこのように外で食べる人がとても多く、中国は朝から良い香りが漂います。
学生たちはここで、スープや馒头(肉まんのようなもの)を買い持ち帰ったり、路上に並べられた椅子に座って食べたり。
もうすぐやってくる極寒の冬。
朝からもくもくあがる湯気が、暖かい気持ちにさせてくれます。