北京に古き良き時代の面影を残す場所が点在しています。
胡同(フートン)と呼ばれるこの通りは、幅六歩(約9.3m)の細い路地。
1950年頃では6000もの場所で胡同(フートン)が存在したというものの、
2008年の北京オリンピック開催に伴う都市整備や再開発により、保存地区とされる一部を除き改築や取り壊しが行われているため、現在ではこの胡同(フートン)の風景が残っている場所はとても少なくなっています。
そしてこの細い路地には車が入れない場所もあるため、
三輪タクシーでこの路地をめぐるツアーが北京ではさかんです。
古い街並みの中を縫うように走る三輪タクシー。
古い住居や、生活の名残を眺めながら、
真夏の街歩きは続いています。