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皆さま、おはようございます。
今朝は、ちょっぴり優雅に「貴婦人のサロン」をご紹介いたします☆

画像は、かつて「ロスチャイルド家」が所有していた「Waddesdon Manor」で
現在はナショナルトラストが管理しています。
こちらのお屋敷は、フェルディナンド・ロスチャイルド氏のフランス趣味と
世界中から買い付けた財宝を展示するために建設されたと言われ
完成までに、実に15年の年月が掛かりました。。。

(*ロスチャイルド家は、ボルドーの赤ワイン生産者としても
最高の格付けを得ており、「5大シャトー」と呼ばれる葡萄園のうち2つが
ロスチャイルド家の所有となっているそうです)

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お屋敷内の一部は公開されており(撮影は厳禁です)
ダイニングルームにはマイセンを使ったテーブルセッティングや美しいシルバーウェア
セーヴルを始めとした磁器、マリーアントワネットがプチ・トリアノンで使用していた
書斎のデスクなどを間近で観ることができます。

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さて、今朝のテーマ「貴婦人のサロン」ですが。。
こちらのお屋敷には、1890年にヴィクトリア女王がランチに招かれ
旅の疲れを癒してもらうために小さなお部屋へと案内されました。
それが「貴婦人のサロン」と呼ばれる、お部屋です。
室内には、小さなベッドやソファー、ドレッサー、本棚、そしてバスルームなどが
備えられています。お部屋からは美しい庭園を眺めることができますので
ゆっくりと静養することができたのでしょうね☆
壁は黒色を帯びた濃い緑色をしており、金色で華やかに装飾されていますが
全体的には、とても落ち着いた趣のあるインテリアです。
(皆さんがよくご存知の「ラデュレ」のサロンといったところでしょうか。。)

このお部屋で、ヴィクトリア女王はフェルナンド氏からは
宝石が散りばめられた(お扇子)を贈られたそうです。
お屋敷内に展示されている幾つかのお扇子のうちのひとつだと思いますが
どれも気品がありとても素敵でした。。☆

1880年から1890年にかけては、華やかな時代であったことから
Waddesdon Manorでも毎週のように著名人を招き
華やかなパーティーが開かれていたと言われています。。

今朝は、ちょっぴり「優雅な朝時間」をお届けいたしましたが
いかがでしたでしょうか^^?

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

【イギリス】とっておきの『英国時間』

英国・カントリーサイド在住レポーターから届くイギリスのさわやかな朝時間
Written by

rie(イギリス在住)

(イギリス・カントリーサイド滞在中)

東京都出身。テーブルコーディネーター、ポーセラーツインストラクター。

18年間暮らしたロンドン郊外リッチモンドヒルからイギリス国内でも屈指の美しさを誇るカントリーサイドに移り住みました。イギリスから爽やかな『朝時間』をお届けいたします。日常はこちらのブログにてご紹介しております。

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