旅行や帰省、レジャーに冷房代…。楽しかった夏の裏側で、気づけば家計に”夏ダメージ”が残っていませんか?
でも、使いすぎてしまった自分を責めなくて大丈夫。大切なのは反省ではなく、ここからの立て直しです。
今回は、ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子さんに教えてもらった、9月からしっかり貯まる”家計の立て直し術”を3つご紹介します。
まずは夏の出費を「見える化」。1週間の変動費リセットキャンペーン

家計リセットの第一歩は「反省」ではなく「把握」です。使いすぎた時期の支出を、必要経費(交通費・宿泊費・帰省費)、楽しみの支出(外食・レジャー・観光)、ついで買い(お土産・コンビニ・衝動買い)の3つに分類してみましょう。
特に家計を乱しやすいのが、「せっかくだから」と手が伸びる”ついで買い”。罪悪感を持つ必要はありませんが、どこで支出が増えたのかを把握しておくと、その後のお金の使い方が自然と変わってくるそうですよ。
そのうえでおすすめなのが、どこか1週間だけの「変動費リセットキャンペーン」。外食ゼロ、コンビニは飲み物だけ、家にある食材や日用品を使い切る…といったルールで過ごすだけで、月の支出が1万円前後変わることもあるのだとか。忙しい人ほど短期間で集中して取り組むほうが効果が出やすいので、ゲーム感覚で楽しんでみてくださいね。
(参考:5月は最強の見直し時期!お金が貯まる「家計リセット習慣」)
効果がずっと続く!「固定費の棚卸し」と貯まる仕組みの自動化

次に見直したいのが、毎月自動的に出ていく固定費です。スマホ代、保険料、サブスク、電気・ガス、車関連費などは、一度見直すだけで節約効果が続くのが大きなメリット。たとえばスマホ代を格安SIMに変えるだけで年間3〜6万円、使っていないサブスクを3つ解約すれば年間2〜3万円が浮くこともあるそうです。
家計簿をつけていなくても、直近3カ月分のカード明細や通帳の履歴を見れば、なんとなく続いている支出や気分で買っているラテマネーなど、支出の「クセ」もチェックできます。ゼロにしなくても、頻度を減らすだけで年間数万円の節約につながることがあるとのこと。
仕上げは、NISAのつみたて投資枠やiDeCo、銀行の自動積立など、毎月自動で貯まる仕組みづくり。意志の力に頼らず「気づいたら貯まっている」流れを作っておくと、忙しくても資産形成が進みやすくなりますよ。
朝10分でOK!家計が整う小さなモーニングルーティン

立て直した家計をキープするには、朝の小さな習慣が効果的です。稲村さんがすすめる朝の家計見直し習慣は、こんな内容。
【1】朝いちばんに「今日使う予定のお金」を1行ずつ書き出す(2分)
【2】特別出費のリストと予算を見返す(1分)
【3】冷蔵庫をチェックして食材の在庫を把握する(2分)
【4】レシートを抜いて小銭を整える「財布リセット」(4分)
完ぺきな家計簿を目指さなくても、メモ帳やスマホに書くだけで無意識の出費を防ぎ、1日の支出に軸が生まれるそうです。
最後は、朝10秒の”家計瞑想”。「今月、何を優先したい?」と心の中で問いかけるだけで、その他の支出に自然とブレーキがかかるのだとか。財布が整うと「お金を大切に扱うモード」に切り替わり、無駄遣いが減る効果もあるそうですよ。
(参考:「年度末の出費増」に備える!朝10分の家計見直し術)

夏のムダ遣いを防ぐ!朝にやりたい家計習慣10選
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夏に使いすぎてしまっても、気づいた今が立て直しのチャンス。年末に向けては、家電の買い替えや車検、クリスマスや年末年始など出費の予定を先読みしておくと安心です。
朝の少しの時間で家計をやさしく整えて、9月からの毎日を軽やかにスタートしませんか?

