おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
この連載では、マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:「いいなと思うことを見つけ、伝えよう」
大人になるにつれ、できて当たり前のことが増え、褒められることって少なくなりますよね。
「褒められる」ことはもちろん、「褒める」ことで良い効果が表れることは、心理学や脳科学でも明らかになっています。
今回は、お相手も自分もHappyになる「褒めかた」について、一緒に考えてみましょう。
【1】「良いこと」に意識を向けよう
同じ景色を見ていても、見る人の意識によって見え方は異なります。
まずは「良いことを見つけよう」、そして「伝えよう」と決めましょう。
【2】持ち物を褒めてみよう
なにを褒めたらいいかわからない、と思う時は、持ち物をよく見て、特徴のあるものがないかを探し、伝えてみましょう。お相手がこだわっているところに気付き、伝えられるといいですね。
≪例≫
- そのネクタイ、素敵ですね。
- そのペン、オシャレですね。どこで買ったんですか?
- そのバッグ、色が珍しくて素敵ですね。
【3】その人の変化を褒める
今までできていなかったけどできるようになったこと、その人が努力を重ねていることなどを、他の人ではなく、その人自身と比べて、変化を伝えましょう。
≪例≫
- 今の対応、優しくて良かったね!
- 前より笑顔が良くなったね!
- お肌キレイだけど、化粧品変えた?
【4】感想を伝える
例えば、「髪型変えた?」と伝えることも変化に気付いていて素晴らしいですが、それにプラスして「夏っぽくていいね!」「似合ってるね!」など感想まで伝えられるといいですね。
【褒められたときの返しかた】
「ステキな○○さんにそう言っていただけて、嬉しいです」など、褒めてくれた方のことも褒められると印象アップですね。
*****
「褒め方のポイント」は状況によって様々ありますが、まずは「いいな、素敵だな」と思うこと、そしてそれを伝えることが大切です。
アメリカに滞在した際、エレベーターで知らない方から「そのバッグステキね。」と言われたり、店員さんから「その靴ステキ!どこで買ったの?」と言われたりしたことがあります。
大人になったからこそ、褒め合いの文化を広めたいですね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!