おはようございます!朝美人アンバサダーの美帆子です。
突然ですが…私には、どうしても叶えたい夢があります。それは、二拠点居住をすること。
平日は東京で働き、週末は地方に住み地方創生に携わるのが理想なのです。そこで、まずは週末に住む拠点を決めるため、週末は全国をあちこち駆け巡っています。新幹線に乗る機会も増え、気付いたら東京駅で過ごす時間も増えてきました。
早朝から活気のある、東京駅。
必然的に朝から営業している飲食店も多く、モーニングメニューを提供しているお店も多くあることを知りました。中でも、私が最近知ってすっかりお気に入りになってしまったのが、老舗珈琲店「アロマ珈琲」です。
八重洲地下街で一番古い老舗珈琲店「アロマ珈琲」
1970年創業の「アロマ珈琲」は、八重洲地下通りにあります。駅の人混みとはうってかわって、この辺りは早朝は空いています。(※こちらを撮影したのは日曜日です。平日は混雑しているかもしれません)
平日は6:30、土曜日は7:00、日曜日は7:30からオープンしています。(Instagramのプロフィール参照)
初めて訪れたのは、日曜日でした。8:10に入店したところ、既に席は8割ほど埋まっていました。
八重洲地下街はこんなに空いているのに、そしてまだこんなに朝早いのに!この時間帯からこんなに混雑しているということは、本当に愛されているお店なのだと確信。
お店の入り口で店員さんから、お好きな席におかけください、とお声がけ頂いたので、空いている席に着席しました。
サイフォンやコーヒーミルが並ぶ店内は、まるで昭和にタイムスリップしてしまったかのような、ノスタルジックな雰囲気。
BGMも1970~80年代の洋楽が流れているため、より一層昭和の世界に引き込まれます。
自分が今、東京駅にいるということをすっかり忘れてしまうような、非日常の空間。まだ来たばかりだけれど、帰りたくない。ずっとここにいたい。
席についてすぐ、モーニングセット(¥600)をオーダー。通常¥500で提供しているアロマブレンドに厚切りトースト、ゆで卵がついてくるお得なセットです。
モーニングはオープンから12時まで頼むことができるので、ちょっと遅い時間に訪れても楽しめるのが嬉しいですよね。
珈琲が苦手という方も、ご安心を。好きなドリンクメニューにプラス¥100で厚切りトースト、ゆで卵を付けることができますよ。
ドリンクメニューはコーヒー以外にも紅茶やジュース類、他ではなかなか見かけないルシアンティーやオランダココア、シナモンティーなどがあります。ラインナップが充実しているため、自分好みのドリンクがきっと見つかるはず。
注意!キャッシュレス決済は不可
モーニングメニューをオーダーし、店内の雰囲気に浸りながらしばらくボーッとしていました。ただ何をするでもなく、ボーッとする時間。これってとてつもない幸せな時間なのでは、などとぼんやり考えていました。
すると隣の席の2人組の方が帰り支度を始めたのですが、そこで聞こえてきた会話に、私はハッとさせられたのです。
「ここ、電子マネーもSuicaも使えないみたい。現金のみなんだって」
最近、ほぼ電子マネーだけを使っていた私。現金を持参することをすっかり忘れていることに気が付きました…。店員さんに事情を説明し、急遽、ATMへダッシュすることに。
幸い、お店の真横にセブン銀行のATMがあったので救われました。ちなみに、徒歩1分の距離にローソンやイオン銀行もあるため、万が一現金を忘れてしまった方はぜひこちらを利用してみてくださいね。(それにしても焦りました…)
絶品!香り高い珈琲の秘密とは
オーダーしてから20分ほど、待ち焦がれていたモーニングセットが運ばれてきました。珈琲と焼きたてのトーストの良い香りが辺り一面にふわっと広がり、空腹感が加速していきます。
アロマブレンドに厚切りトースト、ゆで卵、そして餡子、ジャム、バター。ジャムとバターは定番かもしれませんが、餡子も付いてくるのってなんだか特別感があって好き。
まずは、熱々のアロマブレンドをひとくち。
サイフォンで淹れたアロマブレンドは苦みが心地良く、クリアな後味。頂いた瞬間からこれ好き!と声に出して言いたくなるような美味しさ。
アロマ珈琲のコーヒーの美味しさの秘密は、焙煎方法。
30kg釜を使用し、自家焙煎でじっくり焼き上げていると言います。珈琲豆の自家焙煎は、とても手間がかかること。それでも、本当のコーヒーを届けたいという一心から、1970年の創業以来このスタイルは変えていないのだそうです。
ふわふわ、さっくり。圧倒的存在感のトースト
そして、厚切りトースト。
思っていたより厚切りで、口を思いっきり開けて大胆に頂きました。表面はカリッ、中はフワフワ。
厚切りゆえにトーストの表面積が多いため、餡子、ジャム、バターが足りるかどうか不安だったのですが、それぞれ多めの量が付いてきたので問題なしでした。
それぞれを単体で塗ってみたり、バターに餡子を重ねてみたり。味わいの変化を楽しみながら頂くことができました。
珈琲とトーストの味わいの余韻に浸っていると、何やら店内が騒がしくなっている…パッと顔を上げると、お店の外まで行列ができていることに気付きました。さすがに席を空けなくては、と、9:00に退店しました。
オーダーを入れてからお食事が運ばれてくるまでやや時間がかかるため、たとえば新幹線の乗車時間が差し迫っているようなタイミングでの利用はおすすめできません。
こちらに訪れる時は是非、余裕をもって訪れ、ただゆったりとこの世界観と珈琲を味わっていただきたいです。
アロマ珈琲 八重洲店
住所:〒103-0028 東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街中4号
電話:03-3275-3531 / 03-3275-3532
定休日:年中無休(1/1元旦を除く)
営業時間:[月~金]6:30~21:30 [土]7:00~21:00 [日・祝]7:30~21:00
※モーニングはオープンから12時まで
公式ホームページ:コーヒー豆卸のアロマ珈琲 |西荻窪 八重洲 東京 (aromacoffee.co.jp)
公式Instagram:アロマ珈琲(@aromacoffee_yaesuten)
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。
★本連載は隔週金曜日でお届けします。