おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
猛暑が続くと、わたしたちの身体は自律神経バランスが乱れやすくなり、心身ともに様々な不調が起こります。
この記事では、暑い毎日でも、気分爽快に、健康に過ごすための簡単「自律神経」ケアについてお伝えいたします。
猛暑と自律神経の関係って?
自律神経は、24時間365日休まずに働いてくれている神経系です。
自律神経は、交感神経と副交感神経で成り立っていて、日中は活動的な交感神経が、夜は心身をリラックス状態へと導く副交感神経が優になります。
このように一日の中での変化の他にも、気温の変化に応じて身体の調整を行い体温を一定に保つ働きもしています。
暑い時には発汗を促すために、身体の表面に近いところにある細い血管を拡張させて体温調整をしますが、これは副交感神経の働きによるもの。
暑い日が続くことで副交感神経が過剰に優位になり、身体がだるくなったり気分がすっきりしなかったりと、夏バテの症状を招く原因となるのです。
特に、猛暑が続く真夏は気温も湿度もかなり高くなるため、ますます自律神経の調整がしづらくなってしまい、心身の不調につながる…というわけです。
猛暑の自律神経ケア2つ
猛暑が続いて心身ともにバテバテになってしまう前に、ぜひ取り組んでいただきたいケアをご紹介します。
【1】朝起きたらコップ1杯の水を飲もう
猛暑は寝ている間もかなりの汗をかくため、朝は脱水症状になりがちで、血流も停滞します。
そのため、起きたらコップ1杯の水を飲みましょう。
水分補給の他、腸への刺激により副交感神経が高まって、その後交感神経に切り替わりやすくなるので、起きがけに水を飲むことは自律神経の切り替えにも役立ちます。
その際、冷え切った水は胃腸に負担をかけるので常温に近い状態で飲むようにしましょう。
【2】免疫力アップ+疲労回復効果のある食事をとろう
猛暑で乱れてしまう自律神経バランスですが、それは栄養不足によってますます乱れやすくなります。
免疫力アップ、疲労回復に必要な栄養を毎日の食事で取り入れるようにしましょう。
ミネラルを含んだ食品
ミネラルにはカルシウム・ナトリウム・カリウム・亜鉛・鉄ほか、様々な必須ミネラルがあります。
- 野菜
- 海藻
- ナッツ
- 小魚
などを、偏りがないように食べましょう。
発酵食品と食物繊維
善玉菌を増やす効果のある発酵食品と食物繊維の豊富な食品は、自律神経バランスと関係の深い腸の働きを活性化します。
- 納豆
- キムチ
- 甘酒
- ぬか漬け
- 海藻
- 根菜
など
ビタミンB
疲労回復に特に効果的な栄養素です。中でも、ビタミンB1は肉体疲労にも精神的な疲労にも良い働きをしますので、不足しないようにしてください。
- きのこ類
- 魚肉
- ゴマ
- 豆類
などを積極的に食事に取り入れましょう。
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この他、
夏でも夜は湯船に浸かって身体をリラックスさせて、睡眠導入に向けての準備の時間を作りましょう。ヒーリングミュージック鑑賞や読書、アロマ芳香浴なども効果的です。
眠る前には深呼吸を10回ほどしていただくことで、さらに自律神経バランスは整いやすくなります。
猛暑でも日々少しのケアを続けて、毎日気分良く過ごせますように!
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次回のテーマは、『人生を作るのは自分が発する言葉!言葉を使って人生を好転する方法』についてお伝えします。どうぞおたのしみに!