北京にて、モダンチャイニーズダイニングをひらいています。
中華料理に日々触れる中で思うこと。
それは、種類の多さ。
俗に「広東人は二足なら親以外、四足なら机と椅子以外、走るものなら自動車以外、泳ぐものなら潜水艦以外、空を飛ぶものなら飛行機以外なんでも食ってしまう」と言われますが、その食材は多種多様。
種類も極めて多いのです。
調理法についても同様。
炒め方ひとつにしても「干炒、滑炒、清炒、生炒、爆炒」など技法や時間の長短により10種類近くあり、それぞれの炒め方を冠した料理ができあがります。
さすが中国4000年の歴史というだけあり、
日本料理とはまた違った、奥の深さを感じます。