北京の胡同(フートン: 細い路地裏のこと)にはたくさんのカフェがあります。
このカフェの看板娘が、ずっとドアのところで北京の古い街並みを眺めながら、お客さんを待っています。
冷たい雨が降ったりやんだりのこの日。
胡同はいつでも静かに佇んでいます。
ここで飲んだのはベトナムのコーヒー。
練乳を入れて飲む、甘いコーヒー。
人生就像一杯没有加糖的咖啡,
喝起来是苦涩的,回味起来却有久久不会退去的余香。
人生はまるで砂糖の入っていないコーヒーのよう。
飲むと苦いけれど、でも後味は素敵な残り香がずっと漂っている。
胡同のカフェで、中国語を書き始めると、こんなわたしも詩人になります。