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北京から新幹線で4時間、中国の山東省に位置する港湾都市「青島(チンタオ)」。異国情緒溢れるこの港町ですが、かつてドイツがこの地を極東における本拠地とし、“モデル植民地”として街並みや街路樹、上下水道などが整えられました。今なお残る西洋風の町並みや青島ビールなど、ドイツがこの町に与えた影響はとても大きく、場所によってはまるで中国らしからぬ風情が溢れています。
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青島(チンタオ)といえば、やはり「青島ビール」。
日本でもわりと気軽に飲めるビールだと思いますが、中国生活をしているとやはり欠かせないビールです。
北京では青島ビールが一缶3.5元程度。日本円にして、60円程度の価格。日本の缶ビールと比べるととても安いですよね。
青島には「青島ビール街」という通りがあり、青島ビール本社や工場のある付近はビールが主役のお店が林立していて、昼も夜もとても賑わっています。
まずは海鮮を頂きながら、青島ビール!
観光客も地元の人たちも一緒になって飲んでいます。
思わず、こんな栓抜きも買ってしまいました。
青島ビールの緑色の瓶がモチーフの栓抜き。
夜になると「啤酒(ビール)」の文字のネオンが光ります。
派手なネオンに、喧噪。そして、海鮮の匂いが街を埋め尽くします。
そして噂の「ビニール袋にビール」も発見。
地元の人たちは、お店でビニール袋にビールを直接そそいでもらって、ストローをさして飲んでいたりします。日本では絶対に見れない光景ですね!
ビールで栄えるこの街。
青島の一日は、ビールではじまりビールで終わっていきます。