最大規模の暴動が予想されている本日、
今日も朝から北京で反日デモがはじまったようです。
日本のマスコミの中国の過激な部分を取り上げた報道に対し、
それへの日本国民の反応は多種多様。
とはいうものの、大多数は、こわいとか、変だとか、野蛮だとか、
否定的な意見。当然のことです。
ただ、中国で暮らしている日本人の多くは、
中国や中国人に対するこの報道と、それへの反応を悲しい思いで見ている人が多数なのかなとも思っています。
広い中国、色々な場所でデモや暴動が起こっているのは事実ですが、
それを起こしている人たちというのは一部。
今日は休業している日系企業も少なくはなく、
また日本人学校も休校になっています。
あまり被害が出ないよう祈りながら、
隣国の姿に対し、テレビやネットで流れる情報をそのまま受けてただ批判的な言葉を他人事として吐くのではなく、今、中国で起こっていること、そして日本以外の違う国で起こっていることを、日本という島国にいるわたしたちも、敏感になって考えるいいタイミングなのではないでしょうか。
北京は秋が一番いい季節です。
はやく平穏で、ゆっくり空を見上げることができるような時間が戻るといいなと思っています。