古くからの路地裏「胡同(フートン)」。
北京にはたくさんの「胡同」があります。
そして、そこには古い伝統的造りの民家がいまだに点在していて、
今や大都市となった北京の古きよき風情を漂わせています。
そんな胡同に、静かに入り口を構えるお店があります。
マレーシア料理を出すというここは、
一見通り過ぎてしまいそうな風貌をしています。
中に入ると、伝統的な北京の古民家に少しだけ手を加えたようなインテリア。
でも、椅子や机はアンティークなものが置かれています。
いくつかの部屋があり、それぞれ違ったインテリアですが、
どれもシンプルに整えられています。
静かな雨の日の胡同。
今日も静かに たたずんでいます。
北京には色々な顔があります。
「豆腐池胡同」。
こんな胡同の名前も、とても情緒があります。