今年もフランスの小さな村にある
16世紀から続くフランスのシャトーで夏の休暇を過ごしました。
アンティークを設えた居心地のよいサロンやゲストルームに
ゆったりとした裏庭。
どれもリラックスできる夏の休暇に相応しいもので満たされていますが
特に楽しみにしていたのが、プティデジュネ(朝食)です。
シャトーに住むのは非日常的な世界のことに思えますが
オーナーマダムの生家ということもあり
大切に受け継がれているテーブルウェアを使い頂く朝食は
とても贅沢なことに思えます。
小さな女の子が座る席には
綺麗な刺繍が施されたナプキンがセッティングされており
オーナーご夫妻のホスピタリティを感じられます。
家庭菜園で採れた果物や野菜を使ったコンフィチュール(ジャム)は
毎朝3種類ずつテーブルに並ぶので、滞在が長くなるほど多くのお味を頂けるのです。
チーズや手作りの焼き菓子も日替わりです。
この日のチーズは、ポンレヴェック産のもの。
マイルドな味わいでしたが、キウイのコンフィチュールと頂くと一層美味しかったです。
シャトーでの朝は9時から始まり、ゆっくり頂けるプティデジュネは至福の時でした。