クリスマス明けから年末まで過ごしたパリ。
パリの朝は遅く午前8時半頃になって、ようやく明るくなり始めます。
冬の暗い街を明るく照らしてくれるのがクリスマスのイルミネーションと
ブーランジェリーの温かな灯り。
パリでの楽しみは沢山ありますが、ブーランジェリー巡りもそのひとつ。
早朝から焼き立てのバゲットを求めて並ぶ列。
フランス人は英国人のように順に並ぶのが得意ではないようですが
バゲットを買う時だけは順番を守るそう。。
お昼前には美味しそうな具材が挟まれたバゲットが並びます。
香ばしく焼き上がったバゲットのパリッとした食感。
秋から冬にかけては、ショーソン・オ・ポンム(林檎のパイ)の食べ比べも
楽しめます。
英国の林檎は酸味が強いのですが、フランスの林檎は優しい甘さが引き立つ
繊細なお味です。
ブーランジェリーによっては、フランス地方の焼き菓子『クグロフ』を
自慢にしたお店もあり、出来立てはビックリするぐらい美味しいのです。
朝は焼きたてバゲットを半分にして、バターとコンフィチュールを塗った
タルティーヌとミルクたっぷりのカフェ・オ・レ。
パリの街に歩き疲れたら、サクサクのミルフィーユ。
そして、デジュネには具沢山のバゲット。
おやつにタルト、夕方にはディネのテーブルに並ぶバゲットにデセールを買って。。
こんな風に一日中賑わうブーランジェリーは
フランス人の生活になくてはならないものなのですね。