東京の下町、台東区上野。
昔から多くの文化人が住み、多くの芸術家が学ぶ『東京藝術大学』周辺は
濃い緑に囲まれた独特の雰囲気を持ち合わせています。
その一角にあるのが『忍野池』。
7月から8月にかけて池の一面には『蓮の花』で埋め尽くされています。
早朝に咲き、正午前にはその美しい姿を閉じてしまうそう。
イギリスではモネが描いた可憐な『睡蓮の花』を見ることはできますが
地中から太陽に向かって力強く真っ直ぐに伸びる蓮の花はアジアならではのもの。
閉じた美しい蕾には多くのエネルギーを秘めているような
そんな気がしてしまうのです。
満開に咲く蓮の花を見に
早朝に散策してみたいものですね。