兵馬俑で有名な西安へ旅行したときのこと。
西安といえば、歴史の教科書で「長安」として何度も登場する、
言わずと知れた古都。
碁盤の目状態の京都のモデルになっている都でもあり、
日本からもたくさんの遣隋使・遣唐使が滞在した街でもあります。
そんな西安の中心部にほど近い場所に「回民街」という一角。
ここは、西安でのイスラムのシンボル。
シルクロードの起点として、イスラム教徒 を迎えた場所。
まるでイスラム圏にやってきたかのような雰囲気が漂います。
街の中にも、イスラム系の方々がたくさん生活をされており、
街の中のレストランではお酒や豚肉禁止のところも多数。
中国の古都で、イスラム教の街が広がっているというのも、
シルクロードに纏わる歴史の壮大さを感じ、
ここでは独特の時間が流れ、
個性的な商店が軒を連ねているのです。