テートブリテンに所蔵されている絵画の中には
ウィリアム・ターナーが1819年に描いた
『Richmond Hill on the Prince Regent’s Birthday』という油絵があります。
キャンバスの大きさは、1800 x 3300mm。
リッチモンドヒルで、リージェンツ卿のお誕生日(George’s Day=4月23日)を
お祝いする貴婦人達の華やかな姿が描かれています。
ひとつひとつのドレスのデザインや帽子にも目を凝らして見てみると
実に美しく表現されています。
ターナーは、リッチモンドの隣町で暮らしていたと言われており
数年前、観光ガイドさんにご案内していただき家を見に行ったことがあります。
この絵を描くために、何度もこの丘に登ってきたことでしょうね。
200年経った今でも当時と変わらないテムズ川を望むリッチモンドヒルでは
お誕生日をお祝いする人々や結婚のお祝いをする人々で一年中華やかな
光景を見ることができます。
夏以降はこの作品は展示されていませんが
また近いうちに大きなキャンバスの中で200年前のリッチモンドヒルの
風景と逢えることでしょう。。♪
その日が来ることを楽しみに。。。☆