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米名門大学トップ10の学費事情:ハーバードからスタンフォードまで

 

おはようございます。

今朝はふと目に入った記事についてお話させていただきたいと思います。記事は「名門大学トップ10の学費事情:ハーバードからスタンフォードまで( From Harvard to Stanford: The Tuition Costs of the Top 10 Colleges )

このレポートはアメリカのトップ10大学の授業料を比較し、一般的な私立・州立大学との違いについて書いていて、トップ校の授業料は年間約59,000〜71,000ドル( 日本円、今の為替で約900万円から1100万円…年間ですよ?4年間じゃなくて涙 )と非常に高く、平均的な私立大学より約50%も高額なんです。
その中でもシカゴ大学の学費が最も高く、日本でもおなじみのハーバード大学やスタンフォード大学、MITなどもほぼ同くらい。授業料だけでなく、寮費や生活費を含む「総費用」は年77,500〜98,300ドルに達し、エリート教育の高額化が続いています。

そんな高かったらみんなどうやって大学に行っているの?と思われるかもしれませんがご安心を。私立大学に普通に行くお金持ちもいますが、( 私もそうですが )奨学金をもらっている学生さんも多いですし、なにより学費が大幅に安い公立の大学に行けばいいんです。日本でいうところの国立大学・県立大学的な大学ですね。( 私立大学はプライベート、公立はパブリックと言います。)

さらにアメリカの大学では、州立大学( Public Universities )において「州内学生(in-state)」「州外・留学生(out-of-state / international)」学費が大きく違うのが特徴の1つだったりするのでちょっとだけ詳しくご紹介させてくださいね。

学生:その州に住んでいて「州の税金を通して大学を支えているとみなされる学生」なので「州民割引」みたいな感じで授業料が他の学生たちと比べると大幅に安いんです。大体平均学費は11,600ドル/年間
※州内学生には多くの奨学金制度があるのでさらに学費が安くなることが多いんです

学生:別の州から来た学生のこと。その大学が属する州へ税金を払っていないため、州補助の対象外となり、その結果授業料が高くなります。大体州内学生の学費の2.5倍くらい。

留学生:基本的には州外学生と同じ扱いなんですが、追加条件( 健康保険の加入が必須だったり、学内での短時間のアルバイトしか認められなかったりと )があったりして、私立大学並みの学費がかかることも。

アメリカの大学の学費はここ十数年間の間にロケット並みの急上昇中で止まることがないように思えます。怖い。

我が子は将来Vocational School( 職業専門学校 )に行って欲しい。AIに奪われない仕事に就いて欲しいとついつい思ってしまう末恐ろしい「アメリカの大学の学費」のお話でした。

朝時間をご覧の皆様はどうか気分転換においしいコーヒーを召しあがってください。Sweetな一日を♡

 

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はらだちほ(アメリカ在住)

会津若松市出身。国際結婚を機にアメリカに移住。シアトルでの生活が10年目になりました。

2023年から大学に戻りSocial Justiceを勉強しています。そして10年間続けた不妊治療の結果、2024年10月に出産。現在、アメリカの大学生活&海外での子育てと目まぐるしい毎日を送っています。

この公式ブログでは、その中で感じたこと、特に食べたもの(プロフ写真通り、食いしん坊なのです)、そしてアメリカでの子育てについても発信していけたらと思っています!

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