おはようございます！朝美人アンバサダーの美帆子です。

とんでもない暑さを体感した、2023年の夏。10月に入り、ようやく秋らしい気候になってきましたね。私はやっと、夏の間に封印していた日課の散歩を復活させられました！

まだ日中は日差しが暑い日も多いですが、早朝は涼しくて快適。やっぱり、朝歩くと目がシャキッと冴えるし、会社に着いたらすぐ仕事モードに入れるので、私にとって散歩は必要不可欠なルーティンだと再認識しました。

散歩するルートは日によってまちまちですが、先日訪れたのは、こちら。

JR代々木駅です。ここに、どうしても食べたい朝ごはんがあって、散歩がてら訪れてみました。

新米の季節におすすめ！「おひつ膳 田んぼ 代々木本店」

JR代々木駅の西口を出てすぐ、交差点を渡り、まっすぐ進んでいくと…

ありました！【おひつ膳 田んぼ 代々木本店】です。

安全で美味しいお米、そして厳選された無添加の調味料を使った定食が味わえるお店。店舗は代々木本店をはじめ表参道、新宿、三軒茶屋の計4店舗があります。

もう、17年ほど前になるのでしょうか。上京して初めて住んだ場所が、このお店のすぐそばでした。当時からお店の正面には行列が出来ていて、その人気ぶりに圧倒されていたものです。

そして、あれから17年たった今も、早朝から行列が絶えない人気店です。

朝食は9時までに訪れるのがおすすめ

お店は毎朝8:00にオープンします。私がお伺いしたのは、土曜日の8:40。既に店内は8割ほどお客様でうまっています。

こんなに朝早いのに、まるでランチタイムのような賑やかさ。席は、カウンター席とテーブル席の2種類。私は1人で訪れたので、カウンター席に通して頂きました。

古民家風の雰囲気に、なんだか癒されます。

この日は、おひとり様と団体の方が半々の割合でした。これはあくまで私が訪れる時の傾向なのですが、おひとり様がいつも多い印象です。1人で訪れるのはちょっと緊張する…という方も、安心して入ることができますよ。

私が入店してまもなく、満席状態に。ですが回転は早く、お店の前に並んでいる方も10分ほどの待ち時間で入店していたようです。

ですが、9時を過ぎてからというもの、堰を切ったようにお客様がいらして、あっという間に行列が。9時半には3組が並んでいました。

朝食メニューがオーダーできるのは10時までなので、朝食利用の場合は9時までに訪れるのがおすすめですよ。

さて、今回私がオーダーしたのは、「田んぼの朝ごはん」（￥980）。

• 精米したて、炊きたてのおひつごはん
• 味噌汁
• 皮ぱりぱりの焼き鮭
• 玉子焼き
• 有明海苔
• 無添加たくあん

がセットになったメニューです。

ちなみに朝ごはんがオーダーできる8:00～10:00は、朝ごはん以外のレギュラーメニューもオーダー可能。周りを見渡してみると、朝ごはんセットをオーダーしている方が6割、レギュラーメニューをオーダーしている方が4割ほどいらっしゃいました。

周りから漂ってくる朝食の良い香りにうっとりしながら待つこと10分ほど、ついに運ばれてきました。

おひつを開けると、炊き立ての艶々としたお米が。

おひつにはいったお米は、お茶碗1杯分。とはいっても、お茶碗はやや大きめ。食卓に登場するサイズの1.5倍はあるかもしれません。

まずは、お米をひとくち。熱々のお米を頬張ります。この日いただいたお米は、岩手県産の江刺ひとめぼれ。ふっくら柔らかく、もちっとした食感が楽しめます。

ちなみに、こちらのお店で味わえるお米は全て「特別栽培米」と呼ばれるもの。

「特別栽培米」とは、農林水産省が定める「特別栽培農産物に係るガイドライン」に沿って、節減対象農薬および化学肥料を慣行レベルの5割以下で育てたお米のこと。

使われている農薬や化学肥料が少ないということは、安心にもつながりますよね。ただ、農薬が少ないということは、作物の害虫予防など、通常より手間がかかってしまうということも意味します。

目の前にある、艶々としたお米。ここにやってくるまで沢山の人の労力や想いがあったのだろうなぁと、そう思うと感謝でいっぱいになり、1粒1粒大切に頂かなくては、と感じました。

身がふっくらとした鮭を、お米にのせていただく瞬間も幸せでした。

皮目がパリパリなのも嬉しい。お米に本当に良く合います。これぞ、理想の朝食。ふわふわの玉子焼きも甘くて美味しかったです。

お味噌汁にはなめことお豆腐がたっぷり。釧路昆布と鹿児島枕崎鰹節のお出汁が効いていて、朝の身体に染み渡る優しい味。

好きな量でお代わりできる！おひつごはん

お腹いっぱいになったのですが、お米があまりにも美味しいのでお代わりすることに。そう、実はおひつのごはんは1回までお代わりができます。

前述の通りおひつに入ったお米の量は大きめのお茶碗1杯分。なので普通にお代わりするとお茶碗2杯分になり、結構なボリュームに。

ですが、お代わりの量は調整可能。例えば私は、「おひつに半分だけ、お代わりください」とお願いしたところ、さきほどの半分の量を頂くことができましたよ。

私のお隣にいらした女性は「おひつに3分の1、お代わりください」と仰っていました。たくさんは食べられないけれど、もうちょっと食べたいな～という方も、このような頼み方をしてみるといいかもしれません。

美味しいお米で、身も心も満たされた朝。

あまりにもお米が美味しくて感激したので、お会計のときに「お米、美味しかったです。また来ます」と店員さんにお伝えしたところ、「そろそろ新米が楽しめる季節なので、また来てくださいね」と教えてくれました。

そっか、もう、10月。秋といえば、新米の季節。涼しくなってきたことも嬉しいけれど、新米が味わえる、ということも秋の醍醐味ですよね。ますます、秋という季節がやってきたことの喜びを感じました。

ぜひ皆さんも、「おひつ膳 田んぼ 代々木本店」で新米を味わってみてくださいね。

おひつ膳 田んぼ 代々木本店

住所：東京都渋谷区代々木1-41-9 DMK代々木ビル 1F
電話：03-3320-0727
定休日：年中無休　※田植え、稲刈り期に臨時休業あり
営業時間：8:00～20:30（L.O.20:00）

※朝ごはんはオープンから10時まで

公式ホームページ：http://tanbo.co.jp/
公式Instagram：@ohitsuzentanbo
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。

★本連載は隔週金曜日でお届けします。