【芝公園】まるで避暑地!?非日常の朝を味わえる「ル・パン・コティディアン 芝公園店」

 

おはようございます!朝美人アンバサダーの美帆子です。

日差しが暖かく、お散歩が心地良い季節になってきましたね。と同時に、紫外線量も多くなる季節。日焼け止めと日傘が手放せません…!

最近は、ほぼ毎日、目的地の1つ手前の駅で降りてお散歩しています。「ここにこんなお店、あったんだ!」という思いがけない出会いがあったり、土地勘のない駅の雰囲気を知ることができたり。新鮮な気分が味わえることに気付いて、すっかりハマってしまいました。運動不足解消にもなり一石二鳥です。

そんなある日のこと。都営三田線・御成門駅に行く用事があったので、1つ手前の芝公園駅で下車し、御成門駅方面へと歩いていました。

そこで見つけたのが、「ル・パン・コティディアン 芝公園店」です。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」外観

「ル・パン・コティディアン」ってどんなお店?

小麦粉、水、塩 そして時間。毎日が目まぐるしく忙しい現代ですが、ル・パン・コティディアンは、あなたをどこか懐かしい安らぎの空間へご招待します。私たちのパン職人が使用する材料はオーガニックの小麦粉、塩、水、ルヴァンの4つのみ。手でじっくり捏ね上げて大きな釜で焼き上げます。この昔ながらのやり方を守るのも、私たちの仕事です。

引用元:私たちのストーリー – Le Pain Quotidien Japan

昔ながらの製法や素材にこだわりをもったパンを作り続けている、ベルギー発祥のベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」。東京オペラシティ(初台)や、東京ミッドタウン(六本木)にも店舗を構えています。私は、芝公園店に訪れるのは初めて。まず驚いたことはテラス席の多さ。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」テラス席

席は店内を含め98席ありますが、テラス席は54席。半分以上をテラス席が占めています。せっかくテラス席が心地良い季節だしテラス席に座ろうかな…と思ったのですが、この日はやや暑く、日差しが強かったので断念。

お店に到着したのはオープンの7時30分直後。お店の入り口にはパンがずらっと並んでいます。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」クロワッサン

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」フレンチトースト

ジャムやコーヒー、お店のロゴが入ったトートバッグなども販売されていましたよ。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」内観

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」エコバッグ

店員さんに店内の席を利用したい旨をお伝えし、席に通して頂きました。この日は先客1名のみでしたが、徐々に増え出し、8時に差し掛かる頃には店内の半分ほどが埋まっていました。日によっては、もっと混雑する日もあるのだそう。

店内の様子はこちら。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」テーブル席

まるで、ここは軽井沢…?窓一面に、眩しく輝く木々の緑。そして、そこから木漏れ日がさしています。「幸せ」を具現化したような光景に思わずうっとり。都内にいることをすっかり忘れてしまいます。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」窓際

豊富なモーニングメニュー

モーニングメニューは、オープンから11時までオーダーできます。

フレンチトーストやベルギーワッフル、グラノーラボウルなど様々なメニューが揃っていますが、せっかくならば、パンをとことん味わえるメニューを頂きたい。そう思って私がオーダーしたのは、ル・パン・コティディアン ブレックファースト(¥1,180)です。

このセットには、

・パン オ ショコラ or クロワッサン
・オーガニックブレッド
・オーガニックバゲット
・オレンジジュース or アップルジュース
・ホットコーヒー or 紅茶

が付いてきます。¥220追加すると、ソフトボイルドエッグも追加できます。

ちなみに、お水はセルフサービスです。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」ドリンク水

お水の横には、ジャムやペーストの瓶が並んでいます。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」ジャムスプレッド

こちらは、必要な分だけ取って良いとのこと。せっかくなので数種類のジャムとペーストを頂きました。

ジャムを選んだりしてワクワクしながら待つこと5分、早速お食事が運ばれてきました。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」モーニングセット

まず惹かれたのは、ひときわ存在感を放つクロワッサン。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」クロワッサン

外側はパリッとしているのですが、内側が水分を含んでいるかのようにしっとりとしているのです。クロワッサンってこんなパンだったっけ…?と、あまりにも美味しくあっという間に食べ終えてしまいました。

オーガニックブレッドとオーガニックバゲットには、先ほど頂いたジャムやペーストを付けて頂きました。香ばしく、噛み応え抜群。コーヒーを味わいながら、ゆっくり堪能していただきました。

アップルジュースは瑞々しく、まるでりんごを手絞りしたかのような臨場感。朝の時間帯にぴったりな爽やかドリンクでした。

小さなボウルのようなカップの秘密

さて、みなさんはお気づきでしょうか。「ル・パン・コティディアン」では、飲み物のカップに取っ手がありません。

「ル・パン・コティディアン 芝公園店」モーニングセット

(右手前にあるのが、コーヒーのカップです)

この小さなボウルの形状とても可愛らしくて好きなのですが、なぜこの形状なのか?今まで気になってはいたものの、その理由を知りませんでした。

調べてみたところ、「ル・パン・コティディアン」の創始者であるシェフ・アランの想いがこめられていることを知りました。アランは幼少期、おばあちゃんのお家に行くたび、小さなボウルにホットチョコレートを用意してもらっていたそう。その小さなボウルを手で覆ったとき、心から温まる想いがしたそうです。その温もりを感じてもらいたい、そんな想いから、ボウル状のカップにしたといいます。

カップを両手で包み込むように持つと、じんわりとぬくもりが伝わってきます。この想いを知って、ますますコーヒーの美味しさ、そして温もりが心に染みわたりました。

運ばれてきた時にはパンのボリューム感に圧倒され、「食べきれないかも…」そんな風に思ったのですが、気付いたら15分足らずで完食していました。

「ル・パン・コティディアン」。店名にこめられた意味とは

ところで、店名の「ル・パン・コティディアン」とは、フランス語で「日々の糧」を意味するのだとか。素材にこだわったパンと、心まで温まるコーヒーを頂いて、まさに「今日もがんばろう!」というエネルギー、もとい、糧になったような気がします。

まるで避暑地のような雰囲気の中過ごすひとときは、この上ない安らぎの時間でした。リフレッシュしたい時や、非日常を味わいたい時におすすめです。

ル・パン・コティディアン 芝公園店

住所:東京都港区芝公園3-3-1
電話:050-5594-5271
定休日:年中無休
営業時間:7:30~21:00 (20:00 L.O.)※モーニングメニューは11:00まで
HP:https://www.lepainquotidien.com/jp/ja/
Instagram:@lepainquotidienjp

※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝が楽しみになる♪関東のおいしいモーニング記録

Written by

林 美帆子

大学卒業後、大学職員として3年間勤務するもコンディションを崩し退職。その後、池田千恵さんの著書『朝4時起きで、すべてがうまく回りだす!』と出会い、朝活を開始。朝活をきっかけに、夢が次々と叶いだす。現在は会社員として働きながら、ライターやコラムニストとしても活動中。最近お気に入りの朝時間の過ごし方は、マインドフルネス瞑想をすること。朝時間を丁寧に過ごすと、その日1日がより豊かなものになる。ということを多くの方に広めていきたいです。

【Instagram】https://www.instagram.com/miho333
【ブログ】https://ameblo.jp/cheerful32/

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