——————————————————————————–
中国東北部(中国語:中国东北 Zhōngguó dōngběi)に来ています。
ここは、中国の東北側外縁に存在する地域で、
歴史的に「満州」と呼ばれていた地域です。
すこし北京から離れ、
もうかなり寒くなった遼寧省・吉林省・黒竜江省より、朝時間をお届けします。
——————————————————————————–

kc1

ここは、北朝鮮との国境の街。
鈍行列車しか走っていないこの街は、朝鮮族の人が多く住み、街中すべてのものに「ハングル」が併記してあります。

kc2

そして、小さな川をはさんで向こう側は北朝鮮。
韓国と北朝鮮の国境のような、ものものしい雰囲気はなく、
とても静かです。

kc3

川には橋がかかっていて、
橋の半分までが中国、半分から向こうが北朝鮮です。
向こう岸で、働いている人たちが見えますが、どの人も北朝鮮国民。

kc4

今の時期は観光客は少ないですが、
この北朝鮮との国境の街は、中国人にとって人気の観光地だとか。

kc5

北朝鮮で現在流通している紙幣なども売られています。

kc6

この街はまさに「辺境」。
街を歩く人も、ハングルを喋っていたりして、
なんだか不思議な気分になります。

新疆ウイグル自治区では街中ウイグル文字。
内モンゴル自治区では、街中モンゴル文字。
ハルビンでは、ロシア文字。
そしてここでは、ハングル文字。

中国は本当に広いのだなぁと実感します。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

【中国】美的中国手帖~大きな国の路地裏シャングリラだより [更新終了]

中国・北京在住レポーターから届く朝時間 [更新終了]
Written by

麻友子(中国在住)

(中国・北京滞在中)
住めば都、中国からの朝だより。カラープラクティショナー。China-Color に満ちたレトロモーニング風景をお送りします。

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング